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綾瀬はるかと西島秀俊、互いの“取り扱い”ポイント伝授「おやつをあげる」「褒める」

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「奥様は、取り扱い注意」完成報告イベントにて、左から綾瀬はるか、西島秀俊。

「奥様は、取り扱い注意」の完成報告イベントが本日2月9日に東京・イイノホールで行われ、キャストの綾瀬はるか、西島秀俊、監督の佐藤東弥が登壇した。

本作は2017年に日本テレビ系で放送された同名ドラマの半年後を描く劇場版。ある出来事がきっかけで記憶喪失になった元特殊工作員の専業主婦・伊佐山菜美が、公安のエリートである夫・伊佐山勇輝とともに桜井久実・裕司に名を変え、地方都市の珠海市で新生活を始める様子がつづられる。

2020年6月に公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期に。満を持して3月19日に公開が決まり、綾瀬は「どうなるかと思っていましたが、公開できることになりよかったです。(作品が)続くというのはうれしさがありますね。ドラマが『ここで終わっちゃうの!?』というところで終わったので、私自身もどうなっていくか続きが観たくて劇場版を楽しみにしていました」と笑みをこぼした。

大河ドラマ「八重の桜」で共演して以来、互いを「兄ちゃん」「八重」と呼び合っていたという2人。西島は「だいぶ時間が経ったので今は『はるぼう』と呼んでます(笑)。撮影で会わなくても『元気?』とか連絡は取り合っていたので、今回も当たり前のようにスッと(役に)入れました」と撮影を振り返る。ハードなアクションシーンもともにこなし、西島は「『ちょっとお兄ちゃん遅いんだけど!』『え、俺!?』なんて言い合いながら。お互い全然気を使わないので、言いたいことを言い合いながらできました」と抜群のコンビネーションをうかがわせた。佐藤も「撮り順がバラバラでクライマックスから撮り始めたのですが、とてもいいチームワークだなと思いながら見ていました」と手応えを明かす。

また綾瀬は「記憶喪失から始まるので、海の底にいるような悶々とした感じが続くんですけど、菜美が覚醒してあるがままの輝きを取り戻してからの流れは迫力があって好きです」と本作について語り、「ドラマでは菜美が戦うときに相手に手招きするんですけど、今回は2人で一緒にやったのが感動的でした」と劇場版ならではの見どころをアピール。西島は共演した岡田健史の名前を挙げ、「すごく繊細な役を丁寧に演じていたのが印象に残っています」とたたえた。

本日のイベントは“取り扱い説明会”と銘打たれており、綾瀬と西島は互いの“取り扱い注意”ポイントを発表することに。西島から「変なこと言うなよ?」と釘を刺されつつ、綾瀬は「こう見えて甘いものがお好きなんです。だから甘いおやつをあげれば喜ぶ!」と西島の“取り扱い方”を明かす。「いつもお菓子がある場所に陣取っていた」と現場での様子をバラされた西島は「好きですね。カントリーマアムとか雪の宿とか(笑)」と照れ笑いを浮かべた。対する西島は「褒めると伸びるタイプなので、とりあえず褒める」と綾瀬の“取り扱い方法”を伝授し、綾瀬本人も納得の表情を見せた。

「奥様は、取り扱い注意」は3月19日より全国で公開。

(c)2020映画「奥様は、取り扱い注意」製作委員会