櫻坂46 渡邉理佐&尾関梨香、まるで姉妹のような関係性 「しくしくおぜちゃん」で盛り上がり生んだ“おぜりさ”コンビ
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先日放送の『そこ曲がったら、櫻坂?』(テレビ東京)は櫻坂46センス女王決定戦。グループで最もセンスがあるメンバーを決めるべく、芸術・ファッション・観察力といった項目で互いのセンスを競い合った。前回女王の小林由依が期待通りの活躍を見せたり、新規参戦となった2期生の新たな才能が発掘されるなど、それぞれの個性が発揮されるなか、印象的だったのが写真選手権で渡邉理佐がメンバーの尾関梨香を撮った写真を披露していた点だ。「人生で最高の1枚」というお題に対し、多くのメンバーが芸術的な風景や自然の写真を選ぶ一方で、渡邉は「しくしくおぜちゃん」とタイトルし、尾関の泣いている瞬間をキャッチした1枚を提出。これにはスタジオ全体から「可愛い!」の声が上がり、司会陣も「尾関史上最高の写真なんじゃない? こういうメンバーの写真も面白いですよね」と絶賛していた。そこで今回はこの2人に焦点を当ててみたい。
年齢と真逆の姉妹のような関係性
渡邉と尾関は、かねてよりファンから“おぜりさ”として親しまれている人気コンビだ。これまで各種雑誌等のインタビューでの発言や、度々ブログでツーショット写真が公開されるなど、その相思相愛ぶりが話題となってきた。たとえば、『FRIDAY WHITE 2018年3月16日増刊号』の「欅坂46メンバー名鑑」において、“このメンバーのここが好き”という欄で尾関は渡邉を選び「子供のようにいつも可愛がってくれる」と回答。対して渡邉は、尾関を選び「全部がかわいくて、愛しい♡」と溺愛の様子だ。この年には『欅って、書けない?』のペアロケ争奪戦バトルでも視聴者のアンケートで人気ペアとして選ばれていた。
さらに2019年には、バレンタインの予定を聞かれた渡邉が「う〜ん……何か久しぶりにつくってみようかなぁ。尾関にあげるために(笑)」と答え、その理由について聞かれると「好きだから」と即答するなど、その思いの強さは時が経っても揺るぎないようだ。(参照)
この2人はどちらも櫻坂46の1期生(加入当時は欅坂46)。尾関梨香が1997年生まれで、渡邉理佐は1998年生まれのため、尾関が年上である。しかし、渡邉の方が身長が10cm以上高いことや、渡邉のお姉さん気質な性格から、むしろ尾関が妹で渡邉が姉のような、年齢とは真逆の姉妹のような関係性が魅力となっている。
綺麗好きな姉と、それを見習う妹
渡邉が専属モデルを務めるファッション誌『non-no』に掲載された「渡邉理佐をほっとけない理由」シリーズで、尾関は以下のようなコメントを寄せている。
整頓されたテーブルで、丁寧にメイク。
その手際のよさに、
きちんとした性格が表れてると思うから (参照)。
このように尾関は、渡邉の几帳面な性格にも惹かれているようだ。以前番組でも尾関は、渡邉がグループ随一の綺麗好きであることを指摘し、自身のバッグや机が知らぬ間に片付けされているエピソードを明かしていた。また、ライブなどで遠征した際、ホテルでよく相部屋になるという2人。渡邉が水回りは常に綺麗に保っておきたいタイプであることを知っている尾関は、気を使って自分が使った後にしっかりと水を拭いておくのだとか。渡邉の綺麗好きな性格を知っているからこそ、尾関も見習って相手へ配慮するように行動できるのだろう。(『欅坂46 こちら有楽町星空放送局』(ニッポン放送)より)
綺麗好きな姉と、それを見習う妹のような“おぜりさ”の関係性。長い年月を経ても揺るぎない2人の相思相愛ぶりが、今回の「しくしくおぜちゃん」での盛り上がりを生んだのだと思う。
■荻原 梓
J-POPメインの音楽系フリーライター。クイックジャパン・リアルサウンド・ライブドアニュース・オトトイ・ケティックなどで記事を執筆。
Twitter(@az_ogi)