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MCUが新フェーズに進んだ第5話のラストシーン 『ワンダヴィジョン』驚愕の場面写真公開

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リアルサウンド

 ディズニー公式動画配信サービス Disney+(ディズニープラス)にて独占配信中のドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』より、第5話の場面写真が公開された。

 第5話は、幸せな結婚生活を送るワンダとヴィジョンが子育てに励むところから始まる。郊外の街ウエストビューで夢の結婚生活を手に入れた2人だが、その地では住人失踪事件が多発していた。調査員のモニカ・ランボー、FBI捜査官のジミー・ウー、科学者のダーシー・ルイスらは、謎の世界の究明に乗り出すこととなるが、やがて2人が住む幸せな世界は“作り出されたもの”であること、住人たちがシットコムを演じ、ワンダとヴィジョンもその世界に囚われているということを知る。そんなウエストビューの“異変”にヴィジョンも気づき、毎日笑顔で過ごしていた住人たちまでも不自然な行動を見せ始め、根底に潜んでいた暗い影が2人の生活を狂わせ始める。はたして、この世界は一体誰が何のために作り出したものなのか。ワンダの強大な力に、この世界の真相があるのではと疑うヴィジョンは、ワンダと衝突する。

 2人の間に亀裂が入る事態に陥いり、このまま幕を閉じるかと思いきや、最後の一幕でまさかの大事件が起きる。かつてワンダが失った双子の兄ピエトロの登場……と思いきや、現れたのはX-MENシリーズのピーター(クイック・シルバー)だった。

 

 脚本家のジャック・シェイファーは「エヴァン(・ピーターズ)が演じる、このキャラクターをマーベル・シネマティック・ユニバースの世界に迎え入れるのは最高にスリリングなこと」と語り、「彼の登場のさせ方には無数のアイデアがあったけれど、ストーリーを着地させて、より大きな物語の展開へとつなげたかった。ケヴィン・ファイギも彼の登場が意味のあるもの、きちんとした理由があるものにすることにこだわっていた」と、ピーターの登場が単なるサプライズに終始するのではなく、物語の大きな転換点となることを示唆している。

 『エイジ・オブ・ウルトロン』でピエトロを演じたアーロン・テイラー=ジョンソンではなくエヴァン・ピーターズ演じるピーターという、異なる“次元”のキャラクターが登場したことにより、ついにマルチバースの扉が開き、真の意味でマーベル・シネマティック・ユニバースのフェーズ4が始まったと言える。『ワンダヴィジョン』における展開が、今後の劇場作品『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』や『スパイダーマン』シリーズの第3弾と深くつながることが実感され、この衝撃の展開によってMCUの世界が一変し、『ワンダヴィジョン』が今後のマーベルを語るには絶対に見逃せない、最も重要な作品であることを決定づけたのだ。誰も想像しえない展開で観客を驚かせ、さらなる衝撃が待ち構える本作は、いよいよ物語のクライマックスへ。

■配信情報
ディズニープラスオリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』
ディズニープラスにて配信中、第6話は2月12日(金)より配信
監督:マット・シャックマン
脚本:ジャック・シェイファー
出演:エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー
原題:WandaVision
(c)2021 Marvel