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三石琴乃が「美少女戦士セーラームーン」に感謝「きらきら輝く宝石がたくさん」

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「劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』後編」公開記念舞台挨拶の様子。左から野島健児、三石琴乃、福圓美里、松岡禎丞。

「劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』後編」の公開記念舞台挨拶が本日2月11日に東京・丸の内TOEIで行われ、キャストの三石琴乃、福圓美里、野島健児、松岡禎丞が登壇した。

劇場版では武内直子原作のアニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」の第4期「デッド・ムーン編」が前後編で描かれる。新型コロナウイルスの影響でこれまで無観客でイベントを実施してきたが、今回初めて観客の前で舞台挨拶を行うことになった。

スーパーセーラームーン / 月野うさぎ役の三石は「この空間がただただうれしくて、舞い上がってしまっています。みなさんの生活もガラッと変わって心配ごとが多いと思いますが、今日は少しでも楽しい時間をお届けできたら」とコメント。スーパーセーラーちびムーン / ちびうさ役の福圓は「スタッフ、キャストががんばって作って、届けてきたので、お披露目の日である今日、こんな素敵な光景を見ることができてうれしいです」と喜びを噛み締めた。

タキシード仮面 / 地場衛役の野島は「前編ではなかなか活躍の場がなく、病に伏せる衛でしたが、後編は成長を遂げた姿をお届けできると思います。自分自身のあり方を見つける、衛の存在を再認識させられる素敵なシーンがたくさんあります」と紹介。ペガサス / エリオス役の松岡は「オーディションの結果を聞いたときはドッキリかと思いました。台本をいただいたときは『んんんんー!』と声にならない喜びで」と振り返り、「ラストのちびうさとのシーンはなんて素晴らしいんだろう!とこれからの2人の関係性が未来に向かっている様子が描かれていて、今後の展開も気になります」と述懐した。

イベント終盤には25年ぶりの劇場版を座長として引っ張ってきた三石に月をかたどった花・フラワームーンがプレゼントされる場面も。野島は「いつも収録のときには衛になれるのか不安を抱えながら現場に行くんですが、マイク前に立ってちらっと三石さんを見ると、衛の優しさやうさぎを大事にする心がすっとよみがえってきて。今日も三石さんは素敵だなって思いながら、衛になれています。三石さんがいてこその衛なんだといつも感じています」と感謝を伝える。福圓は「琴乃さんがいてくれるから、90年代テレビアニメとクリスタルが橋渡しされています。いつも素敵で、ちょっぴり天然で、母性があって。キャスト、スタッフ、そして作品への愛情を感じます。琴乃さんこそがうさぎちゃんなんだなと思っています。これからもずっとうさぎちゃんであり続けてほしい」と願いを込めた。

これを受けた三石は「皆さんの気持ちがとてもうれしいです。後編の公開はもちろんですが、とても素敵な日になりました」と話し、「トキメキ、夢、恋などきらきら輝く宝石がたくさん詰まった作品になっています。『美少女戦士セーラームーン』のおかげで今も声優としてここに立てています。感謝でいっぱいです」と涙を浮かべながら思いを口にし、イベントの幕を引いた。

武内が総監修を担当し、今千秋が監督を務めた「劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』後編」は、全国公開中。

(c)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会