アンソニー・ホプキンス主演『ファーザー』ショート予告&ビジュアル完成 公開日は5月14日に
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アンソニー・ホプキンス主演映画『ファーザー』の公開日が5月14日に決定し、ショート予告とビジュアルが公開された。
世界30カ国以上で上演された舞台を映画化した本作は、老いによる喪失と親子の愛を見つめた人間ドラマ。2020年12月31日に83歳の誕生日を迎えたホプキンスが、自身と同名、同年齢、同誕生日の認知症の父親を演じた。監督が当て書きしたというこの役で、ホプキンス本人は「自分の父をそのまま演じた」と語る。
監督を務めたのは、フランスの劇作家・脚本家・作家のフロリアン・ゼレール。自身が手がけた原作舞台は、フランス演劇界最高位のモリエール賞で脚本賞を受賞し、パリ、ロンドン、ニューヨークなど世界30カ国以上で上演された。今回の映画化にあたっては、自身が長編初監督作としてメガホンを取り、『危険な関係』で第61回アカデミー賞脚色賞を受賞した脚本家クリストファー・ハンプトンが共同脚本を務めた。
公開されたビジュアルでは、愛おしい眼差しで見つめあう親子の姿が切り取られ、「史上最高の演技」とコピーが添えられている。
予告編では、記憶が薄れゆく自身に困惑するアンソニー(アンソニー・ホプキンス)のシーンから始まる。父親の姿に戸惑う娘のアン(オリヴィア・コールマン)の姿ともに、アンソニーの視点を通して映し出される現実と幻想の境界線が曖昧になっていく様子や、過去の記憶と時間の混乱が描かれている。
■公開情報
『ファーザー』
5月14日(金)、TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:フロリアン・ゼレール
脚本:クリストファー・ハンプトン、フロリアン・ゼレール
原作:フロリアン・ゼレール『Le Pere』
出演:アンソニー・ホプキンス、オリヴィア・コールマン、マーク・ゲイティス、イモージェン・プーツ、ルーファス・シーウェル、オリヴィア・ウィリアムズ
配給:ショウゲート
2020/イギリス・フランス/英語/97分/カラー/スコープ/5.1ch/原題:The Father/字幕翻訳:松浦美奈
(c)NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINE-@ORANGE STUDIO 2020
公式サイト:thefather.jp