朗読劇「木洩れ日に泳ぐ魚」開幕、倉科カナ・浅利陽介が初日終えた感慨語る
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朗読劇「木洩れ日に泳ぐ魚」より。
朗読劇「木洩れ日に泳ぐ魚」が、昨日2月12日に東京・シアタートラムで開幕した。
これは、恩田陸の小説「木洩れ日に泳ぐ魚」を、演劇集団キャラメルボックスの真柴あずきの脚本・演出で立ち上げるもの。出演は倉科カナと浅利陽介。劇中ではアパートの一室を舞台に、夜を徹して語り合う1組の男女の心理戦が描かれる。
初日を経た感慨を、倉科は「初日を無事に終えて、ポストトークでは会場が明るくなるのですが、お客様が見えて、沢山の方々が見守ってくれていた事を感じて嬉しく思うと同時に、明日もまた頑張ろうと思えました」とコメント。浅利は朗読劇の難しさを「だんだん台本を読まずに外してしまいそうになるんですよね。今日はそのあたりが難しくて、ちょっとパニックになりました」と語りつつ、「初日を終えて盛り上がってきた感情のボルテージはそのままに、明日からはうまく調整していきたいです」と思いを述べた。
上演時間は、本編とポストトーク合わせて約1時間30分。公演は明日2月14日まで。なお、本作のアーカイブ配信がStreaming+にて、2月21日12:00から28日23:59まで実施される。
倉科カナ コメント
私は演劇が好きで、演じる事が楽しみでもあるのですが、朗読劇が実は苦手なんです。小道具を浅利さんに渡すシーンがあるのですが、ゲネでは手がプルプル震えてしまいました。
ゲネ後の初日を無事に終えて、ポストトークでは会場が明るくなるのですが、お客様が見えて、沢山の方々が見守ってくれていた事を感じて嬉しく思うと同時に、明日もまた頑張ろうと思えました。
明後日まで公演は続きますので、劇場でお待ちしております!
浅利陽介 コメント
毎回そうなのですが、朗読劇って本当に緊張するなと思いました。
目線を上げてお客さまや共演者(倉科さん)に伝えなければならないという想いが体に染みついているので、今回は朗読劇という事を意識して本を読み進めているんですけど、だんだん台本を読まずに外してしまいそうになるんですよね。今日はそのあたりが難しくて、ちょっとパニックになりました。
なので、明日からはそれを修正できればと思っています。
初日を終えて盛り上がってきた感情のボルテージはそのままに、明日からはうまく調整していきたいです。
朗読劇「木洩れ日に泳ぐ魚」
2021年2月12日(金)~14日(日)
東京都 シアタートラム
原作:恩田陸「木洩れ日に泳ぐ魚」(文春文庫)
脚本・演出:真柴あずき
出演:倉科カナ、浅利陽介