森本サイダー「同居のオズワルド伊藤に賞金見せたい」R-1会見、ZAZYとkentoは同期で意識
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前列左からZAZY、土屋、森本サイダー、吉住。後列左からおいでやす小田、寺田寛明、かが屋・賀屋、kento fukaya、高田ぽる子、ゆりやんレトリィバァ。
「R-1グランプリ2021」決勝のネタ順が、本日2月14日に大会公式YouTubeチャンネルで行われた生配信内で決定した。
同日、東京・有楽町朝日ホールで実施された準決勝の結果、かが屋 賀屋、土屋、森本サイダー、高田ぽる子、吉住、kento fukaya、寺田寛明、ZAZY、ゆりやんレトリィバァの9名が決勝に進出。彼らと、決勝当日の復活ステージを勝ち上がった1名の合計10名が王者の称号と優勝賞金500万円を懸けてネタバトルを展開する。
決勝は、各ブロックの勝者がファイナルステージで優勝を争う例年の方法とは異なり1組ごとの点数審査。1stステージの上位3名がファイナルステージに駒を進め、2本目のネタの点数がもっとも高かった芸人がエントリー総数2746名の頂点に立つ。ネタ順は、1番手から敗者復活枠、ZAZY、土屋、森本サイダー、吉住、寺田寛明、かが屋 賀屋、kento fukaya、高田ぽる子、ゆりやんレトリィバァ。
決勝進出者を発表する生配信のMCを務めたおいでやす小田は、ファイナリストの顔ぶれに対して「僕も知らない方がいるので楽しみ。思った以上のフレッシュさ。若い人の大会ですね」と印象を述べ、決勝当日は視聴者によるTwitter投票もあると聞くと「去年僕が0(票)やったやつね……。今年は誰が0になるか楽しみやで!」と悪魔のようなセリフで不安を煽る。その後、“R-1専属ライター”としてファイナリストたちに賞金の使い道や優勝するための戦略について質問。「決勝常連の小田に聞いてみたいこと」が1つも寄せられなかったり、吉住から「大きい声で笑いを取っているがよくよく聞いたら大したこと言ってない」とライバルに挙げられたりと、小田が笑いの中心になる場面も多々あった。
賞金の使い道を「長崎中の皿うどんを食べ尽くす」と答えたZAZYと、彼と同期のkento fukayaはお互いをライバルとして意識。ネタを見た小田に「とびっきりのバカ」と評された土屋も、同期で互いに名字で活動している吉住をライバルだと指名するが、吉住は「まさかバカにライバル視されているとは」と跳ね返す。森本サイダーの考える賞金の使い道は、ルームシェアしている仲間のうちの1人であるオズワルド伊藤にただただ見せびらかしたい、というもの。「あいつはM-1優勝できなかったので、僕は優勝できましたって見せます」と満面の笑みで語った。
賀屋は長年「R-1」で戦ってきた事務所の先輩ルシファー吉岡が芸歴制限で出場資格を失った際の様子を「半日椅子から動けなかったらしい」と明かしつつ、「ルシファーさんの本ネタをそのままやります」とその思いを継ぐことを宣言する。寺田と高田も賀屋と同じマセキ芸能社所属で、寺田は特に同じフリップ芸をする高田には負けたくないと意気込み、芸人になる以前はメイド喫茶で働きながら役者を目指していたという高田も「顔が似ている」と寺田を意識。本当に似ているか、マスクを外して小田に確認してもらう時間が設けられたが、たまらず賀屋が「マセキがすいません」とこの不毛なやり取りを終わらせた。
戦略について質問されると、「R-1」を調べ尽くしているというゆりやんが「出順をXとして、ネタ尺をYとします」と何やら計算をスタート。お決まりの「わかりません!」という言葉を合図に全員でこけ、ファイナリスト同士の結束を深める。さらにゆりやんは「お尻の筋肉は誰にも負けません」と尻を突き出したかと思えば、盛大な屁の音を出して「すいません……!」と一連のボケを披露。続いてkentoも「毛深さでは負けない」と言いながら、同じように屁の音を出してみせた。これらに高田が「匂いますね」とコメントを添え、オチをつけるというノリが即興で完成。小田が「わけわからんノリを展開さすな!」とツッコむ中、3人はお辞儀したり手を合わせたりしてそれぞれの役割を労っていた。
「R-1グランプリ」決勝は3月7日(日)、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールからフジテレビ・関西テレビ系列で生放送。リニューアルして最初の大会を制するのはどの芸人なのか、見届けよう。
U-NEXT PRESENTS R-1グランプリ2021
関西テレビ・フジテレビ系 2021年3月7日(日)19:00~
(c)関西テレビ