長久允、初の連続ドラマに挑戦 ミュージカルパートには宮沢りえ、モトーラ世理奈らが出演
映画
ニュース
新感覚のミュージカルドラマ『FM999 999WOMEN’S SONGS』が、3月26日よりWOWOWオンデマンドにて配信、3月29日よりWOWOWプライムにて放送されることが決定した。
本作は、16歳の誕生日を迎えたばかりの主人公の高校生・清美が「女とは?」とふと呟くと、突如として脳内ラジオ「FM999」がスタート。DJが清美の悩みに応じた曲をオンエアすると告げるやいなや、3人の女が登場し代わる代わる「女のうた」を披露していくという設定で物語が構成される、たくさんの歌に出会い、女とは何かを描くミュージカル・オムニバスドラマ。
脚本と総監督、そして全楽曲の作詞を担当するのは、『そうして私たちはプールに金魚を、』が第33回サンダンス映画祭ショートフィルム部門でグランプリを受賞、2019年の長編映画デビュー作『WE ARE LITTLE ZOMBIES』も第35回サンダンス映画祭で日本映画として初めて審査員特別賞オリジナリティ賞を受賞した長久允。連続ドラマを手がけるのは本作が初となる。
主人公の高校生・小池清美を演じるのは、『そうして私たちはプールに金魚を、』で映画初主演を飾り、長久とは今回3度目のタッグとなる湯川ひな。また、早くに妻を病気で失い男手一人で清美を育てる父親の小池徹役を岡部たかし、清美が恋する同じ高校の先輩・新海役を倉悠貴、「FM999」のDJ役でTARAKOが声の出演を果たす。
また、本作では1話につき3人の女が「FM999」に登場し、「女のうた」を披露していく。そのミュージカルパートの歌い手とし、宮沢りえ、メイリン、太田莉菜、八代亜紀、モトーラ世理奈、後藤まりこ、ともさかりえ、アオイヤマダ、三浦透子、ゆりやんレトリィバァらの出演も決定した。
コメント
脚本&総監督・長久允
この物語は、女性のための物語です。
男が作るものではないかもしれない。しかし、作らざるをえない使命感を感じています。社会にまだ残る男女差のこと。身体的なこと。性について。とても繊細で、難しいテーマですが、歌という、詩的な表現で、脳だけではなく心に、届けることができたなら、と思っています。湯川さん、TARAKOさん、そして歌うキャストの方々のバラバラの魅力も、爆発させていただき、見たことのないドラマにしてゆきます。
主演・湯川ひな(小池清美役)
2020年を経た今、時代は新しい価値観へと動いているように感じます。私が演じる清美は、子供から大人への移行期として混乱の中にいます。それは私たちの状況と重なるところがあると思っています。今、この作品が生まれることの意味を強く感じます。長久監督と素晴らしいスタッフの方々、TARAKOさんはじめ、魅力的な”女”たち、キャストの皆様との創作時間が楽しみでなりません。未熟ながらも精一杯努めますので、ぜひご覧ください!
TARAKO(DJ役※声の出演)
初めて本を読ませていただいた時、長久監督の視点のすごさにまずやられました。
そして本読みでお会いした主役のひなちゃんの透明な空気に幸せを感じました。
私はまだクランクイン前なのですが、早くその世界を目の当たりにしたいです。
そしてそれを紡ぐパーツになれることが嬉しくてたまらない。
女?おんな?オンナ? Onna?
もっと知りたいもっと観たいもっともっと…って求めて求めて…
エンドレスの始まり始まり〜♪
ぜひご覧下さいね!
■放送情報
『FM999 999WOMEN’S SONGS』(全10話)
WOWOWオンデマンドにて、3月26日(金)〜毎週金曜配信
WOWOWプライムにて、3月29日(月)スタート 毎週月曜21:30〜放送
脚本・総監督:長久允
演出:中村剛、大熊一弘
音楽:三枝伸太郎
音楽プロデュース:愛印
制作プロダクション:ギークサイト
出演:湯川ひな、岡部たかし、倉悠貴、TARAKO
第1話ゲスト:宮沢りえ、メイリンほか
第2話ゲスト:太田莉菜、八代亜紀ほか
第3話ゲスト:モトーラ世理奈、後藤まりこ、ともさかりえ
第4話ゲスト:アオイヤマダ、三浦透子、ゆりやんレトリィバァ
制作協力:電通
製作著作:WOWOW
(c)WOWOW
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/fm999/