岡本太郎×ジャズ『瞬間瞬間に生きる』展 初展示のスピーカーやライブも
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岡本太郎『顔のスピーカー』(1971年)
企画展『瞬間瞬間に生きる -岡本太郎とジャズ-』が、10月17日から東京・南青山の岡本太郎記念館で開催される。
「いまこの瞬間にすべてを賭ける」という人生観のもとに生きた岡本太郎。同展では岡本の人生観とジャズの本質である即興と対話を、同じ「いま」を体現する芸術としてテーマに掲げる。
第1展示室では、歌や声、ダンスなど音にまつわる絵画を紹介。また約半世紀前に制作された『顔のスピーカー』が初めて展示される。同展のために修復されたスピーカーでは、岡本太郎が歌う“枯葉”を聴くことができる。第2展示室では「音」を展示し、大阪万博後の1970年代に革命期を迎えた日本のジャズが大音量で流れる。さらに「スペシャル“店番”」として、ジャズ好きの人々が1日限りの「店番」を担当し、トークをしたりレコードをかけたりするという。
会期中にはギャラリートークや展示室内でのライブを開催。出演アーティストは、片倉真由子(Pf)のソロ、市原ひかり(Tp)と松尾由堂(Gt)のデュオ、須川崇志(Ba,Vc)のソロ、井上銘(Gt)と塩田哲嗣(Ba)のデュオ。ライブ参加には予約が必要になるため、詳細オフィシャルサイトをチェックしよう。