食堂に社会科見学がやってきた、「世界で一番しあわせな食堂」本編映像を一部公開
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「世界で一番しあわせな食堂」ポスタービジュアル
ミカ・カウリスマキが監督を務めた「世界で一番しあわせな食堂」より、本編映像の一部がYouTubeで公開された。
フィンランド北部の小さな村にある食堂を舞台とする本作。恩人を探しに上海から息子とやってきた料理人チェンと、食堂を経営するシルカの姿が描かれる。チェンが食堂を手伝い、シルカが恩人探しに協力するうちに、互いを家族のように思いやる気持ちが芽生えていく。アンナ=マイヤ・トゥオッコがシルカ、「私のプリンス・エドワード」のチュー・パック・ホングがチェンを演じた。
村人たちの「チェンの料理を食べると体調がよくなる」という口コミが評判を呼び、ついに小学生の社会科見学コースになってしまった食堂。映像にはチェンが「中国料理には古い伝統があるんだ。バランスを重視する。色、味、盛り付け、そして効能も」と子供たちに向けて、料理の多様な目的を説明する場面が収められた。
「世界で一番しあわせな食堂」は2月19日より東京・新宿ピカデリー、シネクイントほか全国で順次ロードショー。
(c)Marianna Films