ワタナベNo.1のゼンモンキーが大会を振り返る「1本目の学びを2本目に生かせた」
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「お笑いABEMA CUP~ワタナベNo.1決定戦」で優勝したゼンモンキー。左からヤザキ、萩野将太朗、むらまつ。
「お笑いABEMA CUP~ワタナベNo.1決定戦」の決勝戦が本日2月15日にABEMAで配信され、芸歴1年目のトリオ・ゼンモンキーが優勝したのは既報の通り。大会後、Zoomでの取材会が開催され、3人が心境を語った。
「お笑いABEMA CUP~ワタナベNo.1決定戦」は、ワタナベエンターテインメントが主催する賞レース。今年は339組が予選に参加し、決勝では新作のハーモニカ、Gパンパンダ、ゼンモンキー、土佐兄弟、金の国、リンダカラー、ファイヤーサンダー、四千頭身、Aマッソ、アントワネットが激突した。
予選ラウンドのAブロックに登場したゼンモンキーは、マジックバーを舞台にしたコントを披露し、同じブロックの新作のハーモニカとGパンパンダに勝利。決勝ラウンドでは刑事の張り込みをテーマにしたコントで、Bブロック勝ち上がりのファイヤーサンダー、Cブロック勝ち上がりの四千頭身を打ち破った。優勝の瞬間、ヤザキとむらまつは両手を上げて「やったー!」と絶叫。ネタ作り担当の荻野は「ヤバいですね、これは」「事件ですよ」と戸惑いつつ、「審査員や視聴者の方々に選んでいただいた結果だと思うので、今後もがんばります!」と意気込んだ。
大会後に行われたZoom取材会で、ヤザキは「まさか優勝できるとは思っていなかったですけど、ネタ後に『やりきったな』という感覚はありました。本当にうれしいです」と感無量の様子。大舞台での経験が少ないだけに、むらまつ曰く「1本目で自分の声がどれくらい響くのかなどを学びながらやっている状況だった。1本目の学びを2本目に生かしながらやれた」「現実味がなくて今日1日ずっとフワフワしていた」という。
芸歴1年目でここまでの結果を出せた理由を聞かれると、ヤザキは「荻野が作るネタ」と断言し、「我々は荻野が書いてきたネタを読んでゲラゲラ笑う。『ありがとう』って言う。そして努力する。ただそれだけ」と語る。記者が「荻野さんの才能が勝因だったんですね」と話すと、荻野本人は「才能はないです。とても努力したので、その結果が出たのかもしれないです」と謙遜気味にコメントした。
3人の今後の目標は「キングオブコント」優勝。荻野は「今まで作ったネタを全部捨てるくらいの気持ちで『キングオブコント』に挑みたいです」と宣言し、ヤザキとむらまつを「マジで!?」「すごいな!」と驚かせる。また「憧れている芸人は?」という質問には、ヤザキが「ハライチさん」、荻野が「ハナコさん」と回答。むらまつは「僕は『世界の果てまでイッテQ!』を小さい頃から観ていて、珍獣ハンターのイモトアヤコさんに憧れています」と話し、さらに「女性であの過酷なロケをする辛さ、わかるだろ!?」「お前らにはできんのか!?」とヒートアップし、ほかの2人を困惑させていた。
ゼンモンキーには優勝賞金100万円とABEMAの冠特番出演権が贈呈される。3人のこれからの活躍に期待しよう。
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