関西ジャニーズJr.の勢いが止まらない 道枝駿佑、末澤誠也らが先輩主演ドラマで活躍中
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昨今、関西ジャニーズJr.たちの勢いがすごい。バラエティ番組やクイズ番組、情報番組などはもちろん、演技分野においても彼らの顔と名前を見る機会が増えてきているのではないだろうか。今期の連続ドラマも例外ではなく、関西ジャニーズJr.が出演している作品が複数ある。
関西ジャニーズJr.の中でメイングループ的存在といえば、なにわ男子だ。昨年から全国放送の冠番組『なにわ男子と一流姉さん』(テレビ朝日系)がスタートし、ジャニーズJr.チャンネルにも参戦するなど、破竹の勢いを見せている。そんななにわ男子には、ジャニーズJr.きっての演技派である西畑大吾が所属している。過去、NHKの連続テレビ小説2作品に出演をした西畑は、やはり演技力がピカイチ。『年下彼氏』(ABCテレビ/テレビ朝日)や『メンズ校』(テレビ東京)などでもキラリと光る芝居を見せ、視聴者を惹きつけていたことは記憶に新しい。
そして、ここ数年間は道枝駿佑の快進撃も凄まじい。今期もTOKIO・長瀬智也主演の『俺の家の話』(TBS系)に出演し、長瀬演じる寿一の甥にあたる長田大州を演じている。思ったことをそのまま口に出してしまう男子高校生で、第2話でも冒頭から大勢の門弟の前でラップをする自由奔放っぷりを見せてくれた。作品ごとに違う魅力を見せてくれる道枝も、“演技班”として頭角を現してきている。
さらに、大西流星は今期の「ドラマ特区」で放送の『夢中さ、きみに。』(毎日放送)で主演を務めた。決して経験豊富ではないものの、もともと演技力が高く評価されていた大西。同作でも持ち前の可愛らしさと、不思議な魅力を存分に伝える演技を見せてくれた。ちなみに同作は、なにわ男子が歌う主題歌もいいのでぜひチェックしてみてほしい。この3人以外にも、なにわ男子は2020年末まで放送されていた『メンズ校』に全員主演という形で出演していた。いずれのメンバーもそれぞれ味のある演技を見せてくれており、まだまだ演技分野でも知名度を上げていきそうだ。
なにわ男子と同世代として人気を分け合うのは、Aぇ! group。キャラの濃いメンバーが集まっており、すでにコンサートやバラエティなどで大活躍だ。もちろん演技分野への進出も著しく、今期は関ジャニ∞・大倉忠義が主演を務める『知ってるワイフ』(フジテレビ系)に末澤誠也が出演しており、大倉演じる元春の部下・篠原を演じている。イマドキでドライだが、どこか憎めない若者を好演している末澤を含め、草間リチャード敬太、小島健、福本大晴、佐野晶哉の5人は『地元に帰れないワケあり男子の14の事情』(ABCテレビ/テレビ朝日)に出演する。唯一出演しない正門良規も、これまでNHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』や『DIVER-特殊潜入班-』(カンテレ・フジテレビ系)などのドラマに出演し、評判も上々だ。5月からは主演舞台『染、色』(加藤シゲアキ初脚本)もスタートする予定だ。演技の面でも経験を積んでいる彼らの今後に、期待が高まる。
そして、2019年に結成されたLil かんさいは、フレッシュなメンバーが揃っている次世代を代表する関西ジャニーズJr.だ。まだ全員10代とあって演技経験は少ないが、2020年4月に放送された『年下彼氏』では5人それぞれのキャラを活かした演技を見せてくれていた。その『年下彼氏』から1年、2021年4月からは『地元に帰れないワケあり男子の14の事情』になにわ男子、Aぇ! groupとともに出演する。なにわ男子、Aぇ! groupは選抜メンバーが出演するが、Lil かんさいは5人全員出演を果たす予定だ。彼らのフレッシュさ、役柄とキャラがマッチした時に発揮される演技に注目して観ていきたい。
勢いに乗る関西ジャニーズJr.たちは、着実に演技力を磨き、経験を積んでいる真っ最中だ。西畑や道枝以外にも次々と“演技班”が誕生していきそうだ。関西ジャニーズJr.たちをドラマで見かけないクールがない、という状態も十分有り得そうだ。