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市村正親&鹿賀丈史が黒澤作品を“歌う”、宮本亜門演出「生きる」本日から

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黒澤明没後20年記念作品 ダイワハウスpresents「ミュージカル『生きる』」より。(撮影:引地信彦)

市村正親と鹿賀丈史が主演を務めるミュージカル「生きる」が、本日10月8日に東京・TBS赤坂ACTシアターで開幕する。

黒澤明の没後20年記念作品として制作される本作は、黒澤が1952年に発表した映画「生きる」をミュージカル化するもの。作曲・編曲をジェイソン・ハウランド、脚本・歌詞を高橋知伽江、演出を宮本亜門が担当。なお黒澤作品がミュージカル化されるのは、今回が世界初となる。

市村と鹿賀がWキャストで演じるのは、還暦直前に余命半年を告げられながらも、残りの人生をかけて、公園作りに奮闘する市民課長・渡辺勘治。ミュージカル初出演となる市原隼人が渡辺光男役を演じるほか、小説家役に新納慎也と小西遼生、小田切とよ / 渡辺一枝役にMay'nと唯月ふうか、助役役には山西惇がキャスティングされた。

開幕に際し、宮本は「黒澤映画をミュージカル化することは、あまりにも大胆かつ挑戦的で、プレッシャーを感じてきましたが、黒澤明さんの作品をリスペクトしながらも、新しいミュージカルに仕上がっています。この作品をいよいよお客様に届けられることにドキドキしています」とコメント。

市村は「皆の力が結集して、黒澤明監督の映画に負けない、ミュージカル『生きる』が出来上がったと感じています」と心境を明かすと共に、舞台稽古を振り返り、「ご覧になったお客さんがたまらず感極まってくださっていたと聞いて、きっとうまくいっているんだなあと実感しました。最後まで演じきりたいと思っています」と意欲を見せる。一方、鹿賀は「今まで、自分のターニングポイントとなる作品にいくつか出会ってきましたが、この『生きる』という作品は、デビュー45周年を迎える今年、また自分を変えてくれそうな、素晴らしい作品になっており、幸せでいっぱいです」と思いを語った。

上演時間は休憩込みの約2時間15分。公演は10月28日まで。また本公演のライブ盤CDが、来年2019年2月に発売されることが決定した。

黒澤明没後20年記念作品 ダイワハウスpresents「ミュージカル『生きる』」

プレビュー公演

2018年10月7日(日)※公演終了
東京都 TBS赤坂ACTシアター

本公演

2018年10月8日(月・祝)~28日(日)
東京都 TBS赤坂ACTシアター

作曲・編曲:ジェイソン・ハウランド
脚本・歌詞:高橋知伽江
演出:宮本亜門

キャスト

渡辺勘治:市村正親 / 鹿賀丈史
渡辺光男:市原隼人
小説家:新納慎也 / 小西遼生
小田切とよ / 渡辺一枝:May'n / 唯月ふうか
助役:山西惇

川口竜也、佐藤誓、重田千穂子

治田敦、松原剛志、上野聖太、高原紳輔、俵和也、原慎一郎、森山大輔、安福毅 / 飯野めぐみ、あべこ、彩橋みゆ、五十嵐可絵、可知寛子、河合篤子、森加織、森実友紀