冬のカーニバル第2弾開幕、串田和美「心の声で『ブラボー!』『ナンセンス!』と叫んで」
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冬のカーニバルシリーズ 第2弾「真冬のバーレスク ボードビル3部作」より。(撮影:山田毅)
冬のカーニバルシリーズ 第2弾「真冬のバーレスク ボードビル3部作」が、本日2月17日に長野・信毎メディアガーデンで開幕する。
本作は、“冬にこそ楽しめる作品”を送る冬のカーニバルシリーズの第2弾。今回は、“バラエティ”をコンセプトに、加藤道夫の「思い出を売る男」、フェルナンド・アラバールの「戦場のピクニック」、まつもと市民芸術館芸術監督・串田和美の「もっと泣いてよフラッパー」を原作にした3作が、串田の脚本・演出・美術で上演される。出演者には串田のほか、香寿たつき、秋本奈緒美、吉野圭吾、内田紳一郎、引間文佳、近藤隼、武居卓、細川貴司、下地尚子、深沢豊、草光純太、毛利悟巳、竹川絵美夏が名を連ねた。
開幕に際し、串田は「『真冬のバーレスク』はキャバレースタイルでお送りする企画でした。しかし今回は食事をし、騒ぎながらバーレスクを楽しむことは難しいようです。皆様どうぞ、想像力をふくらませ、心の声で『ブラボー!』『ナンセンス!』と叫んでください」と観客に呼びかけ、上演作について「なぜこの3本を並べたのか、自分でも謎ですが、同時に必然性も感じています。みなさまがどのように受け止めてくださるのか僕も楽しみです」と思いを語った。
上演時間は15分の休憩含む約2時間30分。長野公演は2月22日まで行われ、2月26日から3月2日までは東京・東京芸術劇場 シアターウエストにて上演される。
串田和美コメント
「真冬のバーレスク」はキャバレースタイルでお送りする企画でした。
しかし今回は食事をし、騒ぎながらバーレスクを楽しむことは難しいようです。
皆様どうぞ、想像力をふくらませ、心の声で「ブラボー!」「ナンセンス!」と叫んでください。
第一部の「思い出を売る男」は中学3年の文化祭で上演しました。今から63年前です。二番めの「戦場のピクニック」は文学座のアトリエ公演で衛生兵の役を演じました。それ以来55年間、いつかまたやりたいと思っていた戯曲です。
そして3番めの「旦那アスピリンの恋」は「もっと泣いてよフラッパー」の中の一部です。これも45年ぶり。
なぜこの3本を並べたのか、自分でも謎ですが、同時に必然性も感じています。
みなさまがどのように受け止めてくださるのか僕も楽しみです。
冬のカーニバルシリーズ 第2弾「真冬のバーレスク ボードビル3部作」
2021年2月17日(水)~22日(月)
長野県 信毎メディアガーデン
2021年2月26日(金)~3月2日(火)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト
原作:加藤道夫(「思い出を売る男」より)、フェルナンド・アラバール(「戦場のピクニック」より)、串田和美(「もっと泣いてよ、フラッパー」より)
脚本・演出・美術:串田和美
音楽:Dr.kyOn
振付:山田うん
出演:香寿たつき、秋本奈緒美、吉野圭吾、内田紳一郎、引間文佳、近藤隼、武居卓、細川貴司、下地尚子、深沢豊、草光純太、毛利悟巳、竹川絵美夏、串田和美
演奏:Dr.kyOn(P)、塚本功(G)、木村おうじ(Dr)