新田真剣佑は松山ケンイチを前にホトトギスに、渡邊圭祐は地元で天下取り目指す

「ブレイブ ‐群青戦記‐」の“天下人に挑戦イベント”が本日2月18日に東京・スペースFS汐留で行われ、キャストの新田真剣佑、鈴木伸之（劇団EXILE）、渡邊圭祐が登壇した。

笠原真樹のマンガ「群青戦記 グンジョーセンキ」を本広克行が実写映画化した本作。戦国時代にタイムスリップした高校生アスリートたちが、生死を懸けた戦いの中で成長していくさまが描かれる。新田が弓道部2年生の主人公・西野蒼を演じたほか、蒼の幼なじみ・松本考太に鈴木、歴史の操作をもくろむ不破瑠衣に渡邊が扮した。

撮影中の思い出を問われた新田は「韓国料理をみんなで食べに行ったのが思い出ですね。そのあと卓球とかカラオケがあるところに行って。コミュニケーションが取れない人が誰1人いないように、楽しい現場になればいいと思っていました」と笑みをこぼす。鈴木は「まっけん（新田）が率先してみんなを誘ってくれました。カットの合間の雑談が楽しみで」と、渡邊は「僕は立場的に敵になるんですけど、男気あるまっけんが招いてくれました」とうれしそうに報告した。

織田信長を演じた松山ケンイチとの共演について新田は「目力、存在感がすごい。鳴かなかったら殺されるんだなって思いました。ホトトギスと一緒（笑）」とコメント。渡邊も「あんなナチュラルに脇汗かいたことないですね（笑）」と述懐した。

イベント中盤には松山が劇中で身に着けた甲冑をまとい、マヂカルラブリーの野田クリスタルと村上がゲストとして登場。本作を鑑賞したという野田は「やっぱ妄想しちゃいますよね。自分ならどうするか？って。僕バスケ部でリバウンド王だったんですけど、使い道なさそう」と話し笑いを起こす。また村上が「僕はソフトテニス部で、球が柔らかい（笑）」と言うと、野田は「序盤で死んでるかも」と予想した。このやり取りを聞いていた新田は「撮影中もどの部活が強いか？って話になりましたね。現代の知識を持つ科学部が有利だってことになりました」と思い返す。

さらに「次の対戦相手、織田信長って、マジ？」という本作のキャッチコピーにちなみ、「マジ？」と思ったことに関して登壇者がトークする場面も。渡邊は「SNSで仕事の案件が来ることがあって。昔、髪が長かったから勘違いしたのか、育乳の案件が来ました」と苦笑。そんな渡邊に野田はすかさず「1回受けて、わからせたほうがいい！」とアドバイスを送り、「ゲーム作れるって言ったら10万円でモンスターハンターみたいなゲーム作ってくれって依頼が来ました。億掛かるって！」と自信の“マジ？”と思ったことを披露した。

続いて「何で天下を取ってみたいか？」という質問が飛ぶと、新田は「海外で活躍する日本語がしゃべれる俳優の天下」と真摯に回答。鈴木は「サウナが趣味なので、都内にサウナを建てて天下取りたいですね」と答え、渡邊は「地元仙台で天下を取りたいですね。今はサンドウィッチマンさんが天下取ってるんで、地元の顔になりたいです！」と意気込んだ。

なおイベント中には天下人と戦うにふさわしいスキルを持ち合わせているのか、R-1ぐらんぷり、M-1グランプリの2冠に輝いた野田が自作ゲーム“織田ゲー”を用意し、キャストの前に立ちはだかることに。新田、鈴木、渡邊はチャレンジするもクリアならず。野田自身もトライするがクリアできず「くそゲーじゃねーか！ 捨てます」と声を上げ、会場を笑わせる。

最後に新田は「毎週こういうイベントをやっています。バラエティでもみんな力を合わせているので、映画の前にもイベントや番組を楽しんでください」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。

「ブレイブ ‐群青戦記‐」は3月12日より全国ロードショー。

(c)2021「ブレイブ -群青戦記-」製作委員会 (c)笠原真樹／集英社