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「カポネ」ジョシュ・トランクがアル・カポネ語る「彼は家族を愛している」

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「カポネ」ポスタービジュアル

本日2月19日は、「カポネ」の脚本・監督を担当したジョシュ・トランクの誕生日。それを記念し、同作に関するトランクのコメントが到着した。

かつて暗黒街の顔役と恐れられたギャング、アル・カポネの最晩年を描いた本作。認知症が悪化していくカポネをトム・ハーディが演じた。

かねてよりカポネに魅せられ、本作の企画を自ら立ち上げたトランクは「僕たちはアル・カポネのような伝説的な人物を勝利という観点から振り返りがちだ。すっかり変わり果てた姿で出所して、自分の帝国が影も形もなくなっていることを知るこの男のことが、僕はいつも気に掛かっていた。ゆっくりとすべてを、愛する者たちの顔さえも忘れていく過程はひどく苦しいものだったに違いない」と語り、本作品を「アル・カポネの人生の最晩年を印象主義的に見る映画」だと説明する。

トランクは以前よりカポネに関する知識があったそうで「日付や名前で行き詰まれば、その都度調べたけれど、彼の話は本当によく知っていたので、一般的に行うようなリサーチをずいぶん省いた」と回想。またカポネと家族の関係について、「彼は家族を愛している」「息子や妻、兄弟、姉妹、母親、そして孫たちと過ごす時間を楽しんでいる。けれども病気ともともとの破壊的な性格のせいで、ゆっくりと関係が絶たれていくんだ」と話した。

「カポネ」は2月26日より東京・新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次ロードショー。

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