青春だけが武器だった、学生運動のドキュメンタリー「きみが死んだあとで」予告公開
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「きみが死んだあとで」
「三里塚に生きる」「三里塚のイカロス」の代島治彦が監督を務めた「きみが死んだあとで」の予告編が、YouTubeで公開された。
本作は、1967年の第1次羽田闘争において18歳で死去した山崎博昭を取り巻く人々を中心に、学生運動が激化していく当時の青春と悔いを捉えたドキュメンタリー。同世代の若者に大きな衝撃を与えた死から半世紀以上が経った今、同時代を生きた総勢14人が闘争の勢いとその衰退を語り継ぐ。映画は山崎の生い立ちや活動を振り返る上巻、死の余波とその後の学生運動を俯瞰する下巻で構成され、尺は計3時間20分。作家の三田誠広や詩人の佐々木幹郎も出演し、大友良英が音楽を担当している。
予告編では、関係者のインタビューとともに「青春だけが武器だった、あの異常に発熱した時代は何だったのか?」「青春は希望か? 絶望か?」といったコピーが映し出される。
「きみが死んだあとで」は4月より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。
※山崎博昭の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記
(c)きみが死んだあとで製作委員会