「注目していただきたいのは“人間”」、劇団チョコレートケーキ「帰還不能点」開幕
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劇団チョコレートケーキ 第33回公演「帰還不能点」より。(撮影:池村隆司)
劇団チョコレートケーキ「帰還不能点」が昨日2月19日に東京・東京芸術劇場 シアターイーストにて開幕した。
本作は同劇団の第33回公演。1950年代のある日、敗戦前の若手エリート官僚が久しぶりに集う。そこで語られたのは、首相・近衛文麿と外相・松岡洋右という、2人の故人のことだった。
開幕に際し劇団からは「歴史的事象を扱っておりますが注目していただきたいのは“人間”です。俳優たちの演じる“人間”を感じていただけましたら幸いです」とコメントが寄せられた。
上演時間は約2時間を予定。東京公演は2月28日まで。その後、3月13・14日に兵庫のAI・HALLでも上演される。また舞台映像の配信も決定。客席から5台のカメラで撮影・編集されたスタンダード版と、俳優1人にボディカメラを装着して撮影したアクターカメラ版の2種があり、配信は2月23日20:00から3月21日20:00まで。詳細は劇団公式サイトで確認を。
劇団チョコレートケーキ コメント
歴史的事象を扱っておりますが注目していただきたいのは“人間”です。
俳優たちの演じる“人間”を感じていただけましたら幸いです。
また、ご来場が難しいお客様には映像配信の販売もございます。
通常の客席から撮影したスタンダード版のほかに、
俳優にボディカメラを装着して撮影したアクターカメラ版もご用意いたしております。
劇団チョコレートケーキ 第33回公演「帰還不能点」
2021年2月19日(金)~28日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト
2021年3月13日(土)・14日(日)
兵庫県 AI・HALL
脚本:古川健
演出:日澤雄介
出演:浅井伸治、岡本篤、西尾友樹 / 青木柳葉魚、東谷英人、粟野史浩、今里真、緒方晋、村上誠基 / 黒沢あすか