劇団「地蔵中毒」第13回公演がザ・スズナリで上演 後夜祭に松尾スズキ登場
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劇団「地蔵中毒」の『第13回公演 無教訓意味なし演劇vol.13「宴たけなわ 天高く円越える 孫世代」』が、2月26日から東京・下北沢のザ・スズナリで上演される。
大谷皿屋敷(劇団「地蔵中毒」)が作・演出を手掛ける同作。あらすじは、「三つ子の魂」ファンクラブのケンジが、ある日、三つ子の魂が104まで延長されていることに気がつき、その事実を短波放送で暴露すると自宅の集合ポストになすびの懸賞生活のVHSが順不同で投げ込まれるようになるというもの。Streaming+でのオンライン生配信も予定。
3月2日19:00からは、ゲストに松尾スズキをリモートで迎えた後夜祭『冷凍兜解凍の儀「公開リモート進路相談」~松尾さん、俺たちスズナリの後、どうしたらいいっすか?~』を開催。
大谷皿屋敷(劇団「地蔵中毒」)のコメント
スズナリでやるとなったら、台本も早く上がって、演出もバシバシ決めて...、と夢想していましたが、結局、いつものペースで、本番まであと数週間なのに、まだ台本も完成していません。
でも、台本が完成してないって、とても夢があることだと思うんですよね。
台本が完成していないということは、白紙のページがある。つまり、まだこれから無限の可能性がある、お前はここからどうとだってなれるんだよ、という未来の可能性への肯定だと思うんです。台本が完成してないという事実は、僕たちが10代の頃に感じた、「将来への希望」の様なものを感じさせてくれます。皆さんに、このことを伝えたくて、僕はまだ台本
を書き終えていないのかもしれません。ニューヨークのYouTubeチャンネルを見ていたからではないと思います。皆さんは、これから何にでもなれます。それだけは覚えておいて下さい。それを、僕が台本を書き終えていないせいで、公演の全体LINEグループで発言しにくくなってるということから、学び取って下さい。
当日は、無理だとは思いますが、隣のシアター711のお客さんも笑わせられるように頑張ります!