北村匠海主演でカツセマサヒコ原作『明け方の若者たち』映画化決定 監督は松本花奈
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カツセマサヒコの青春恋愛小説『明け方の若者たち』が北村匠海主演で映画化されることが決定した。
ウェブライターであるカツセの長編小説デビュー作を実写映画化する本作は、人生のマジックアワーを描いた、20代の青春譚。下北沢、明大前、高円寺……退屈な飲み会で出会った彼女に、一瞬で恋をした。世界が彼女で満たされる一方で、社会人になった僕は、“こんなはずじゃなかった人生”に打ちのめされる。大都会・東京に生きる若者が突然出会った人生最大の恋と、何者にもなれないまま大人になっていくことへの葛藤を描く。
主人公の“僕”役を務めるのは、ダンスロックバンドDISH//のリーダーで、『君の膵臓をたべたい』で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、『東京リベンジャーズ』『とんび』など数々の公開予定作品でも主演を務める北村。
監督を務めるのは、映画、TV、MV、広告、写真と幅広いジャンルで活動をしており、今年2月に監督作『ホリミヤ』が公開された松本花奈。映画『デイアンドナイト』、Netflixオリジナルドラマ『全裸監督2』などで知られ、『愛はどこにも消えない』『過ぎて行け、延滞10代』でも松本監督とタッグを組んだ小寺和久が脚本を担当する。
なお、公開は2022年を予定している。
コメント
主演:北村匠海
“明け方の若者たち”で主演を務めさせて頂ける事になりました。
松本監督とは10年前、共演者として学園ドラマで出会い、そして今お互いの道を進んでやっと再会できました。映画に登場する、街や音楽が偶然にも僕の”本物の青春”と重なっていて、もうニ度と帰ってこない人生のマジックアワーをまた味わえたような、切なくてじんわりあったかくて、笑ってるのか泣いてるのかよくわからないあの頃を、皆さんも思い出せるかもしれません。お楽しみに。
監督:松本花奈
カツセさんの紡ぐ言葉の、笑顔でいるけれど本当は少し寂しかったりとか、夢を追いかけることをやめたけれど本当はどこかで希望を捨てきれていなかったりとか、決して単純ではない、濁りのある感情の描写がとても好きです。そんな繊細でリアルなこの物語を、北村さんと共につくれることが楽しみです。1カット1カットを大切に、撮影していきたいと思います。
原作:カツセマサヒコ
初めて書いた小説が、発売して一年も経たないうちに映画化発表されて、しかも、その主演が北村匠海さん? どこからがドッキリですか。まだ実感が沸かず、フワフワとした気持ちでいます。小説を子供とするならば、映画は可愛い甥っ子といったところでしょうか。松本監督と素晴らしいキャスト・スタッフ陣に全て委ねて、温かく見守ろうと思っています。本当に楽しみです!
■公開情報
『明け方の若者たち』
2022年、全国ロードショー
主演:北村匠海
監督:松本花奈
脚本:小寺和久
原作:カツセマサヒコ『明け方の若者たち』(幻冬舎刊)
公式サイト:akegata-movie.com
公式twitter:@akewaka_info