主演・北村匠海で小説「明け方の若者たち」映画化、監督は松本花奈
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左から北村匠海、カツセマサヒコ。
カツセマサヒコの小説「明け方の若者たち」が映画化。主演を北村匠海(DISH//)が務める。
本作は東京で生きる若者の“人生最大の恋”、そして何者にもなれぬまま大人になっていくことへの葛藤を描く青春譚。主人公の“僕”を北村が演じる。監督を務めるのは「脱脱脱脱17」「ホリミヤ」の松本花奈。オムニバス映画「21世紀の女の子」の1編「愛はどこにも消えない」でも松本とタッグを組んだ小寺和久が脚本を手がける。
北村は「もうニ度と帰ってこない人生のマジックアワーをまた味わえたような、切なくてじんわりあったかくて、笑ってるのか泣いてるのかよくわからないあの頃を、皆さんも思い出せるかもしれません。お楽しみに」とコメント。松本は「繊細でリアルなこの物語を、北村さんと共につくれることが楽しみです。1カット1カットを大切に、撮影していきたいと思います」と述べている。
映画「明け方の若者たち」は2022年に全国ロードショー。
北村匠海 コメント
“明け方の若者たち”で主演を務めさせて頂ける事になりました。
松本監督とは10年前、共演者として学園ドラマで出会い、そして今お互いの道を進んでやっと再会できました。映画に登場する、街や音楽が偶然にも僕の“本物の青春”と重なっていて、もうニ度と帰ってこない人生のマジックアワーをまた味わえたような、切なくてじんわりあったかくて、笑ってるのか泣いてるのかよくわからないあの頃を、皆さんも思い出せるかもしれません。お楽しみに。
松本花奈 コメント
カツセさんの紡ぐ言葉の、笑顔でいるけれど本当は少し寂しかったりとか、夢を追いかけることをやめたけれど本当はどこかで希望を捨てきれていなかったりとか、決して単純ではない、濁りのある感情の描写がとても好きです。そんな繊細でリアルなこの物語を、北村さんと共につくれることが楽しみです。1カット1カットを大切に、撮影していきたいと思います。
カツセマサヒコ コメント
初めて書いた小説が、発売して一年も経たないうちに映画化発表されて、しかも、その主演が北村匠海さん? どこからがドッキリですか。まだ実感が沸かず、フワフワとした気持ちでいます。小説を子供とするならば、映画は可愛い甥っ子といったところでしょうか。松本監督と素晴らしいキャスト・スタッフ陣に全て委ねて、温かく見守ろうと思っています。本当に楽しみです!