菅田将暉、石崎ひゅーいとファンと迎えた誕生日
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菅田将暉と石崎ひゅーい。(Photo by Yusuke Oishi [MARCOMONK])
菅田将暉が昨日2月21日に初のオンラインライブ「菅田将暉 LIVE STREAMING 20210221」を開催した。
菅田の28歳の誕生日当日に行われた初のオンラインライブ。配信画面に付随したチャット欄には、開演前から菅田を祝うメッセージが多数書き込まれた。会場と中継がつながるとすぐにトオミヨウ(Piano)、島内晶子(Violin)、石成正人(G)からなるアコースティック編成のバンドがスタンバイ。3人が美しいアンサンブルを奏でる中フロアにやってきた菅田は椅子にそっと腰掛け、米津玄師の提供曲「まちがいさがし」でライブをスタートさせた。
一呼吸おいて始まった2曲目はこの日のゲストでもある石崎ひゅーいとの共作曲「いいんだよ、きっと」。アコースティックギターの小気味よいリズムに乗せて夏の日の情景を語りかけるように歌った。柴田隆浩(忘れらんねえよ)と共作した「7.1oz」では、今にも立ち上がりそうになりながら体を揺らして熱唱。石成によるギターのソロパートには楽しげに耳を傾けていた。
初のアコースティック編成のライブに菅田は「生で近くで音が聞こえてるのはいいですね」と語り、「聴いている皆さんも楽しんでくれたらと思います」と画面を通じてファンにメッセージを送る。続いて披露されたのはあいみょんの提供曲であり彼女をフィーチャーした楽曲「キスだけで」。今回は菅田があいみょんのパートも担い、官能的な歌詞をしっとりと歌い上げた。
ここで菅田は石崎を呼び込み、まずはまったりとトーク。石崎が菅田に提供した「STAND BY ME ドラえもん 2」の主題歌「虹」についての話題では、石崎が「やっぱり『虹』って名曲がいっぱいあるから、菅田くんに似合う『虹』を書こうと思って書いて。(できあがって)2人でまたデカい山を登ったぞという感じがしたね」と語る。それを受けて菅田も「デカかったねえ。前までは撮影しているときに通りがかりに言われるのって『仮面ライダーのお兄ちゃん』とか『auのお兄ちゃん』だったんだけど、今は『ドラえもんのお兄ちゃんだ』って言われる。すごい現象じゃない?」と新たな代表作ができたことをうれしそうに話す。「虹」が子供から愛される曲になったことについては「小さい子に届くとは想像していなかった。歌詞の内容もアダルトなイメージだったし」と述べた。
その後、菅田と石崎は2人で初めてコラボレーションした楽曲「さよならエレジー」を歌唱。2人のハーモニーを聞かせたあと、菅田は「去年は絡みが多かったよね。菅田将暉としてライブをやろうとするとひゅーいくんが歌う曲がいっぱいあるから今日も自然とこの形になったのかなと思います」と石崎を初のオンラインライブにゲストとして招いた理由を明かす。そして2人は映画「糸」の応援ソングとして2人でコラボした中島みゆき「糸」をカバー。2人は「糸」の歌詞のように歌声を組み上げ、芳醇なハーモニーを響かせた。
石崎は菅田に「俺、スプリットツアーやりたいんだよね。バンドは一緒でやったら面白そうじゃない?」と提案。菅田は「トオミさんたちのバンドは大変だと思うけど、俺らの曲への理解もあるしいいよね」と石崎の提案を聞き入れる。そんなやり取りのあと2人は石崎の楽曲「僕だけの楽園」を熱唱。石崎は「菅田将暉と石崎ひゅーいたちと画面の前の皆様たちとそれだけの楽園、何もないから」とアドリブで歌詞を変えて歌い、ラストでは菅田と「YEAH!」「YEAH!」とハイテンションに歌い合った。
菅田は石崎を送り出したあと改めてバンドメンバーを紹介し、アコースティックギターを爪弾きながら新曲「ギターウサギ」を初披露。続いて竹内涼真が出演するドラマ「君と世界が終わる日に」の主題歌「星を仰ぐ」を、ドラマの宣伝をしてから力強く歌った。約1時間のライブを締めくくったのは「虹」。ドラマチックなメロディをバイオリンの音色が彩り、感動的な空気に包まれながらライブは幕を閉じた。
「菅田将暉 LIVE STREAMING 20210221」は2月25日(木)25:59までアーカイブを公開中。配信チケットは2月24日(水)18:00まで販売されている。
「菅田将暉 LIVE STREAMING 20210221」2021年2月21日 セットリスト
01. まちがいさがし
02. いいんだよ、きっと
03. 7.1oz
04. キスだけで
05. さよならエレジー
06. 糸
07. 僕だけの楽園
08. ギターウサギ
09. 星を仰ぐ
10. 虹
※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。