山下敦弘「リアリズムの宿」の17年後描く短編配信、山本浩司と長塚圭史が出演
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「ランブラーズ2」
山下敦弘の新作短編と大石規湖の新作ドキュメンタリーが、オンラインアートプロジェクト「AICHI ONLINE」で本日2月22日に公開された。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により活動機会が減少したアーティストに、新作の制作を依頼して配信するプロジェクト「AICHI ONLINE」。映画、演劇、音楽、美術など、さまざまなジャンルで活躍するアーティストたちが参加した。
山下は、2004年に公開された初期代表作「リアリズムの宿」の登場人物たちの17年後を描いた短編「ランブラーズ2」を発表。愛知県のJR武豊駅などを中心に、半田、知多、武豊エリアで撮影された。「リアリズムの宿」と同じく脚本を向井康介が手がけ、映画監督・木下役で山本浩司、脚本家・坪井役で長塚圭史、俳優・船木役で山本剛史が続投。会期中には、愛知県内の映画館あるいは文化施設で本作の上映会も行われる。
大石はライブ&アーカイブプロジェクト「LIVERARY LIVE RALLY "Extra" -YOUR CITY IS GOOD-」と題したドキュメンタリーを手がけた。新型コロナウイルス感染拡大により、世の中が不安に包まれた2020年の12月26日。STUTS、C.O.S.A.、Campanellaらミュージシャンが計4会場で行ったライブの模様に、出演者、関係者、観客のインタビュー映像を加えて68分間の作品に仕上げた。武部敬俊 / LIVERARYが企画した。
「AICHI ONLINE」は3月21日までの公開。全プロジェクトの詳細は「AICHI ONLINE」公式サイトで確認しよう。
※「AICHI ONLINE」の“AICHI”と“ONLINE”の間の半角スペースは左右矢印記号が正式表記
※記事初出時、事実と一部異なる部分がありました。お詫びして訂正します。