小栗旬、高畑充希、中村獅童が「キャラクター」で菅田将暉&Fukaseと共演
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左から真壁孝太役の中村獅童、清田俊介役の小栗旬、川瀬夏美役の高畑充希。
菅田将暉の主演作「キャラクター」に小栗旬、高畑充希、中村獅童が出演していることがわかった。
本作の主人公はマンガ家として売れることを夢見る山城圭吾。偶然にも殺人事件の第一発見者となった彼は、自分だけが知っている犯人をもとに殺人鬼の“ダガー”を生み出し、サスペンスマンガ「34(さんじゅうし)」を描き始める。売れっ子マンガ家となり、恋人の川瀬夏美とも結婚して順風満帆の山城。しかし、物語を模した事件が次々と発生することに。菅田が山城に扮し、山城の前に再び現れる犯人・両角(もろずみ)役でFukase(SEKAI NO OWARI)がキャスティングされた。
小栗が演じるのは神奈川県警察本部捜査第一課巡査部長の清田俊介(せいだしゅんすけ)。暴走族あがりの刑事で、人との距離を縮めることに長け、事情聴取や取り調べに天性の才能を見せるという役どころだ。彼は山道で起こった殺人事件が、山城の描いた「34」の内容に酷似していることに気が付く。そして高畑が山城の恋人・夏美、中村が神奈川県警察本部捜査第一課警部補の真壁孝太役で出演を果たした。
ドラマ「獣医ドリトル」や、実写版「銀魂」シリーズで菅田と共演している小栗は「菅田さんは共演するたびに俳優として成長していて、その成長に触れられる事は幸せなことだと思います。そしてFukaseさんとはご一緒するのは初めてなのですが、作品のキーとなる両角のキャラクターに彼の持つ独特の存在感がぴったりとはまっているなと感じました」とコメント。高畑は「菅田くんとは久々の嬉しい再会でしたが、かつての鋭さを残しながらも柔らかく、頼もしい佇まいの座長で、私は助けてもらいっぱなしでした」と、中村は「小栗さんとは、15年ぶりの共演なのですが、とても懐かしく、一緒にいて心地よく安心できる存在です。菅田さん、高畑さんもとても注目していた役者さんなので、この作品に出演させていただく決め手にもなりました」と語っている。なお、現在YouTubeでは本編映像の一部を使用した本作の特報ロングバージョンが公開中だ。
「20世紀少年」など浦沢直樹作品にストーリー共同制作者として参加した長崎尚志が原案と脚本を担当し、「帝一の國」の永井聡が監督を務めた「キャラクター」は6月に公開。
小栗旬 コメント
じっくりと映画に入るのは久々だったので、「やっぱり現場はいいな」と思いながら撮影を楽しみました。事前に監督から “渋くてカッコいい小栗さんが欲しい”とリクエストをされ、敢えていつもより声のトーンも落とし、恥ずかしいくらいカッコつけたイメージで清田を演じています。ぶっきらぼうではありますが、もともと持ち合わせている優しさや刑事としての優秀さがうまく伝わってくれれば嬉しいです。菅田さんは共演するたびに俳優として成長していて、その成長に触れられる事は幸せなことだと思います。そしてFukaseさんとはご一緒するのは初めてなのですが、作品のキーとなる両角のキャラクターに彼の持つ独特の存在感がぴったりとはまっているなと感じました。また、約15年振りに共演した獅童さん。真壁と清田のコンビネーションにもご注目頂ければなと思います。
高畑充希 コメント
初めての永井組。そして紅一点。
ソワソワしながら現場に入りましたが、温かく迎えていただけて、とてもホッとしたことを覚えています。菅田くんとは久々の嬉しい再会でしたが、かつての鋭さを残しながらも柔らかく、頼もしい佇まいの座長で、私は助けてもらいっぱなしでした。そして初映画とは思えない存在感の、チャーミングなFukaseさん、大先輩の小栗さんや獅童さんに囲まれて、「目指せ良い奥さん」をモットーに夏美さんとして過ごした、大変豊かな時間でした。
真綿で首を絞められ続けるようなザワザワをエンターテイメントに昇華した、最近の邦画では珍しい作品になりそうな気がしています。個人的には、体験した事ないほどの血糊に、すこし興奮しました。完成がとっても楽しみです。
中村獅童 コメント
ナチュラルかつ全体のバランスに溶け込むよう自分の立ち位置を考えながら演じました。
また亡き義父が警察官だったこともあり、どこか意識をしたかもしれません。
小栗さんとは、15年ぶりの共演なのですが、とても懐かしく、一緒にいて心地よく安心できる存在です。
菅田さん、高畑さんもとても注目していた役者さんなので、この作品に出演させていただく決め手にもなりました。
菅田さんは、撮影中に何度か小栗さんと自宅に遊びにきてくれて、趣味も似ているということもあり色々な話をしました。
私の舞台も観に来てくれ、初めての歌舞伎にもかかわらず、笑ったり泣いたりと素晴らしい感受性で楽しんでくれ大変嬉しかったです。
普段ミュージシャンのFukaseさんも役者としてどのように表現するか楽しみにしていました。
個性豊かな役者たちの化学反応を、見逃さないでください!
(c)2021映画「キャラクター」製作委員会