amazarashi初武道館公演「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」の詳細発表
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amazarashiが11月16日に開催する初の東京・日本武道館公演のタイトルが「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」に決定。本公演の特設サイトがオープンし、合わせて武道館公演の演出に関わる11月7日発売のニューシングル「リビングデッド」の収録曲およびジャケットアートワークが公開された。
「朗読演奏実験空間」とは楽曲に加え、秋田ひろむ(Vo, G)が朗読する書き下ろしのシナリオ、そこに照明や映像が混ざり合う、ライブ会場全体を表現空間と捉えたamazarashiの新たなライブ表現を指したもの。公演タイトルの「新言語秩序」は言葉が規制された世界で言葉の価値を問う物語であり、オーディエンスの意思が介入する参加型プロジェクトとなっている。
本公演に関係するシングル「リビングデッド」には表題曲に加え「月が綺麗」「独白(検閲済み)」の計3曲を収録。スペシャルボックス仕様の初回限定盤には「リビングデッド」「月が綺麗」のインストゥルメンタルバージョンが追加で収められるほか、「新言語秩序バリケードテープ」が付属する。なお本日10月9日(火)21:00から放送のJ-WAVE「SONAR MUSIC」では「リビングデッド」のフルサイズ音源が解禁される。
秋田ひろむ コメント
前回の「地方都市のメメント・モリツアー」でバンドとして一つの大団円を迎えてしまったと僕は感じました。amazarashiをはじめたときに目標にしていた音楽と表現に一先ずではありますが、到達したのです。なので今回の武道館公演は、僕らが今できる表現を全て注ぎ込んだ記念碑であり、これからのamazarashiを占う試金石です。
「新言語秩序」は言葉のディストピアの物語です。ディストピア物語では、権力や大きな企業が支配する監視社会がよく描かれますが、今回問いかけたいのは一般市民同士が発言を見張りあう監視社会です。そしてそれは、現在のSNS上のコミュニケーションでよく見る言葉狩りや表現に対する狭量さをモチーフにしています。昨今感じる、表現をする上での息苦しさから今回のプロジェクトを立ち上げました。
「新言語秩序」プロジェクトはリスナー皆さんで作る参加型のプロジェクトです。僕らは今までの集大成である言葉と映像と光を駆使しメッセージを届けようと試みます。そこに皆さんの意思が介入し、一つの結末へと向かいます。
傷つけられた言葉。嬉しくて嬉しくてたまらなかった言葉。そういう「言葉」の積み重ねで僕らは形作られています。是非この抵抗運動に参加して、この言葉達の行く末を見届けてください。
amazarashi 武道館公演「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」supported by uP!!!
2018年11月16日(金)東京都 日本武道館
amazarashi「リビングデッド」収録曲
01. リビングデッド
02. 月が綺麗
03. 独白(検閲済み)
04. リビングデッド -instrumental- ※初回限定盤のみ
05. 月が綺麗 -instrumental- ※初回限定盤のみ
J-WAVE「SONAR MUSIC」
2018年10月9日(火)21:00~24:00