ANIやサイプレス上野も推薦、ヒップホップの誕生記録した「Style Wars」冒頭公開
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「Style Wars」
ヒップホップ黎明期を記録したドキュメンタリー「Style Wars」の冒頭映像がYouTubeで公開された。
1970年代から1980年代初頭にアメリカ・ニューヨークのサウスブロンクスで生まれたスプレーアート“グラフィティ”を主軸に、ラップやブレイクダンスなどヒップホップ文化が生まれる様子を捉えた本作。日本ではDVDが発売されていたが、このたびデジタル修復版として劇場初公開される。
本作の冒頭には、地下鉄のありとあらゆる場所に自身のサインを描く行為“ボミング”を行う少年たちが次から次へと登場する。オープニングについて、監督を務めたトニー・シルバーは当時「映画は暗闇から始まる。そのアート作品は暗闇の中で生まれる。そして、光の中へ飛び込み、皆がそれを見る。好きだろうと嫌いだろうと、そばにある。そういう感じを映画のオープニングで表現したかった」とコメントした。
さらにこのたび日本のヒップホップ界で活躍するANI(スチャダラパー)、サイプレス上野、DARTHREIDER、ブレイクダンス界を牽引するBBOY KATSU ONE、MC KENSAKUからコメントが到着。ANIは「ストリートアートに少しでも興味があるなら、観た方がイイと思います」と推薦し、サイプレス上野は「マジで映画館のスクリーンで見られるんですか? 先輩から回されたコピー&コピーの裏ビデオで出会った俺としては即死案件!」と劇場公開の喜びをつづっている。
「Style Wars(デジタル修復版)」は東京・WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)、新宿武蔵野館ほか全国で順次ロードショー。
ANI(スチャダラパー)コメント
ヒップホップ初期を捉えた貴重なドキュメンタリー。これ観るとスゴいワクワクする。ストリートアートに少しでも興味があるなら、観た方がイイと思います。
サイプレス上野(ラッパー)コメント
マジで映画館のスクリーンで見られるんですか?
先輩から回されたコピー&コピーの裏ビデオで出会った俺としては即死案件!
世代を超えても俺たちがやるべき事は、自分を出し続ける闘いでしょ。
DARTHREIDER(ラッパー)コメント
つまらない間違いを繰り返す 街並みを塗り替える! 振り返ると浮かび上がるあのヴァイブス。KASE2の「スタイル」の言い方が世界で一番かっこいい。なぜって? そりゃキングだから。社会には外側がある。それに気づくためには壁を見ろ! 電車を見ろ! 気をつけるのは3番目のレールだけだ。
BBOY KATSU ONE(MIGHTY ZULU KINGZ / READY TO ROCK)コメント
若者の行き場のないパワーを「アート」という形に変え、「自分を表現する」ということ。どんな形であれ、「自分を表現する事」を見つけると強い。特に今の若い世代には大切な事を教えられている気がします。
MC KENSAKU(ex BRONX・MC・Bboy)コメント
何が正解かも分からずカルチャーの0から1を創り出したレジェンドたち。違法な事も承知でプライドを掛け、命を燃やした時代があった。現代に繋がる大切な世界的歴史です!
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