映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』をゲオルギー・ダネリヤ監督自身がアニメ化
映画
ニュース
アニメ映画『クー!キン・ザ・ザ』が5月14日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。
ソ連の政治体制を皮肉めいた視点で描いた映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』をゲオルギー・ダネリヤ監督自身がアニメ化した同作では、現代ロシアを戯画化して風刺。モスクワの大通りでパジャマ姿の裸足の宇宙人と遭遇し、キン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクにワープした著名なチェリストのチジョフとDJ志望の青年トリクが、ほとんど「クー!」しか言葉が存在しない異星人たちを相手に地球に帰ろうと奮闘するというあらすじだ。
ゲオルギー・ダネリヤ監督は完成後の2019年に88歳で逝去し、同作が遺作となった。『不思議惑星キン・ザ・ザ』も同時リバイバル公開。