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日向坂46、髙橋未来虹&森本茉莉&山口陽世の加入から1周年 3期生がもたらすグループへの新たな可能性

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リアルサウンド

 日向坂46の森本茉莉、山口陽世が2月23日に17歳の誕生日を迎えた。昨年2月に髙橋未来虹と共に新3期生としてグループに加入した彼女たちが配属1周年を迎え、SNS上では多くの祝福の声が上がっている。

 冠番組『日向坂で会いましょう(以下:ひなあい)』(テレビ東京)に初登場した際には緊張した面持ちを見せつつ、どこか強心臓っぷりも見せつけていた3人。その後もフィーチャリング企画などを経て、徐々にグループ内での存在感を高めてきた。

 キャプテンの佐々木久美を尊敬している森本は、幼少期に父親の仕事の関係でフランス・パリに住んでいたという経歴を持つ。新3期生の素顔を引き出すために行われた“楽屋隠し撮り”企画では、高橋と共に積極的に笑いを仕掛け、盛り上げ役を買って出ていた。その姿はどこか尊敬する佐々木久美に通じるものがある。今後、バラエティ要素の強い『ひなあい』で、強烈なインパクトを残してくれそうな期待が出来る。

 童顔でグループの中でも1番身長の低い山口だが、非常に落ち着いた性格の持ち主で、3期生の中ではツッコミ役を担う。特技はピッチングで、野球に力を入れている日向坂46のゴールデンルーキーとして期待されている。本格的なフォームから繰り出される速球は、番組収録時に80km/hを記録した。この先、プロ野球の始球式を務める機会があれば、十分に球場を盛り上げることが出来るだろう。オードリーでは春日俊彰派を公言している。

 168.5cmとグループ1の高身長でスタイル抜群の髙橋は、『ひなあい』で人一倍大きなリアクションを取り、視聴者に笑顔を届けている。自身のブログで「私ゲラなんですよね」と認めた上で「多分直らないので、よく笑う子いるな〜くらいに見ていただければ、、」とおひさま(※日向坂46ファンの呼称)に呼びかけているが、今後愛嬌の良さを武器に外番組で活躍する日が訪れるかもしれない。

 一足先に3期生として活動していた上村ひなのとも関係性は良好だ。上村は壁が出来ないようにと3人を“同じオーディションを受けた仲間。マブダチです”と迎えた。1stアルバム『ひなたざか』では初の3期生楽曲「この夏をジャムにしよう」が収録され、その際のレコーディングでも距離を縮め、同期としての絆を深めたことだろう。なにより昨年末に開催された『ひなくり2020 ~おばけホテルと22人のサンタクロース~』での4人のフレッシュなステージは、グループの新たな可能性を感じさせた。

 2020年はコロナ禍に見舞われ、ライブを開催するのが難しい状況となった。握手会も行うことができず、活動が制限された。しかしそんな中でも着実に3期生のキャラクター性は『ひなあい』などを通じておひさまに浸透している。先日放送されたバレンタイン企画「妄想キュンキュン朗読会」でも髙橋と森本の男装姿が“イケメン過ぎる”とSNSで話題となった。まだまだ新たな表情を見せてくれそうな3期生。なによりステージ上で輝く彼女たちの姿を期待して待っていたい。

■中山洋平
1983年生まれ。フリーランスの編集・ライター。ボウリング、洋服、ギター、サウナ好き。Twitter