変な子供送ります♪大川ぶくぶ「ビバリウム」4コママンガを描き下ろし
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大川ぶくぶによる「ビバリウム」描き下ろし4コママンガ。(c)大川ぶくぶ
ジェシー・アイゼンバーグ主演のラビリンススリラー「ビバリウム」。本作の世界を描き下ろしたイラスト2点が到着した。
「ビバリウム」は、新居を探す若いカップルのトムとジェマが、不動産屋に紹介された住宅地“Yonder”から抜け出せなくなり、誰の子供かわからない赤ん坊を育てることになるさまを切り取った物語。アイゼンバーグがトム、イモージェン・プーツがジェマに扮した。
イラストは「ポプテピピック」で知られる大川ぶくぶ、マンガ家・コラムニストの辛酸なめ子が手がけたもの。大川は「七三分けテメェ! へんてこ不気味な住宅地、みなさんも覗いてみてはどうでしょう?」と、辛酸は「『幸せ』とはいったい何か、恐怖に直面することで真剣に考えさせられました」と映画の感想を寄せた。なおそのほかの著名人から届いたコメントは下記に掲載する。
ロルカン・フィネガン監督作「ビバリウム」は、3月12日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。
※「ビバリウム」はR15+指定作品
大川ぶくぶ(マンガ家)コメント
七三分けテメェ! へんてこ不気味な住宅地、みなさんも覗いてみてはどうでしょう?
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)コメント
「ビバリウム」を観てからマンションや家が巨大なお墓に見えてきます。
「幸せ」とはいったい何か、恐怖に直面することで真剣に考えさせられました。
大島てる(事故物件サイト管理人)コメント
「不動産屋さん自身はどこのどんな家に住んでいるのか?」
──この古典的な問いへの1つの答えが,この映画で描かれている。
mim(モデル)コメント
実際にこんなこと起きたら…と考えると怖いなって思いつつ、話が進むにつれ、何かおかしいな? ちょっと変だな、って思ったことが早い段階で確信に変わる。色味とか可愛いのに、どうしても不気味さが消えなかった。人口的に、誰かに作られたハリボテのような不自然な空間。毎日毎日同じ時日常で抜け出そうとしても抜け出せない、いつ終わるのかも分からないモヤモヤとした状況が見てるこちらまでモヤモヤさせたような気がします。最後まで不気味で最後までモヤモヤが残る映画でした。
mam(モデル)コメント
得体も知れぬ気持ち悪さに常に駆られながらも、最初から最後まで楽しめる映画。家の中やシリアルのパッケージの可愛いビジュアルに反して、どろっとした何かを感じながら視聴するのはギャップがあってとても不思議な気持ちにさせられた。
見る人によって解釈は変わると思うけれどきっと共通するのは「漠然とした気持ち悪さ。」
だたそれだけな気もします。
(c)Fantastic Films Ltd/Frakas Productions SPRL/Pingpong Film