Snow Man、「すのちゅーぶ」のある動画が“エモい”と話題に 目黒蓮と3人の運命的な結びつき
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2月16日に誕生日を迎え24歳になったSnow Manの目黒蓮。当日の午前0時を過ぎるとSNSには目黒の誕生日を祝うファンのコメントで溢れた。また後日、YouTubeの公式チャンネル「すのちゅーぶ」から「年男!目黒蓮を覚えてる?」をテーマにした動画が公開されるとその内容についても「エモエモのエモ!」「メンバーとの思い出にキュンです」など大きな話題を呼んだ。
向井康二の鮮明な記憶に「めめこじ尊い」と反響
公式YouTubeチャンネルからのキャプションには「目黒と初めて会った場所や、思い出深い出来事など、どれだけ目黒とのことを覚えているか…確認してみました。とてもとてもエモい感じになりました!」とあるように、動画は目黒との思い出にちなんだクイズが出題され、深澤辰哉、向井康二、ラウールの3人が回答した。目黒の答えとピッタリ同じになると1ポイントが加算されるクイズ形式でMCは深澤が担当した。
最初のお題「初めて出会った場所は? 」に向井は「鮮明に覚えてるね」と自信たっぷりに「NHKホール」と回答。向井が『ザ少年倶楽部プレミアム』(NHK BSプレミアム)に関西ジャニーズJr.のユニットKin Kanとして向井が出演した際、目黒がバックで踊っており、赤い衣装を着ていたと詳細に告白。向井は目黒に向け「あのときの踊り、よかったよ」とコメント、さらに「目黒の記憶だけは消せないね」と発言しその場を沸かせた。SNSでは向井の発言を受け「向井くんのKin Kan発言がエモい」「めめこじの絆が尊すぎる」など大きな反響があり“Kin Kan”が一時Twitterのトレンド入りも果たした。
現在と違い当時の関西ジャニーズJr.のユニットが『ザ少年倶楽部』でパフォーマンスすることは貴重なチャンス。そんな場面でバックのJr.の中で、衣裳の色まで覚えているとは驚きだ。当時から向井の目に目黒がどこか特別に映っていたのかもしれない。
Jr.時代のSnow Manは怖かった?
続いてラウールは『Summer Paradise』のコンサートリハーサルが行われた倉庫、深澤は『滝沢歌舞伎』が行われた新橋演舞場と回答した。しかし3人のフリップを見る目黒の態度に異変が。リアクションが顔に出てしまい、それを見たラウールが「(答えは)違うよね?」と察してしまう場面も。
第1問の正解は向井で、ラウールとの出会いは回答よりも前に認識していたと告白した。また深澤との印象的な出会いについても告白。駆け出しだったJr.時代の目黒がNHKのリハーサル室の床に体育座りをしていたところ、Snow Manの6人が登場。目黒の隣に座っていたJr.がコップに入っていたジュースを倒してしまい、よりによってそれが佐久間大介の方に。その時目黒は「コイツ終わったな……」と思ったと語ると他の3人も大爆笑。初めてSnow Manの6人を認識したのがこの時だったという。このエピソードに向井も「昔のSnow Manね、鍵を腰にかけてチャラチャラと」と乗っかり、さらに「それはね、大阪まで届いてました」と続けて笑いを誘った。
第2問の「目黒の3人への第一印象は?」という問いに向井は「優しい」、ラウールは「赤ちゃんみたい」、深澤は「やさしい」と回答するも、その答えを見た目黒は「真逆の人がいる」と再び笑いをこらえきれない様子。目黒は向井の回答に「康二を含め関西ジャニーズJr.の方は基本めっちゃ優しい」と当時の印象を振り返ると、ラウールからも「(康二は)初めてあった時ハグしてくれた」というエピソードが飛び出した。対して深澤の印象は「怖いお兄さん」であったことを明かし、ブーツの音を響かせていたと語ると当の深澤も「そうだよな~」と納得。ラウールも当時の深澤のヘアスタイルについて「すごい金髪だったよね。金の金!」と告白すると深澤も懐かしく思い出したのか手を叩いて大爆笑する場面も。
これらのエピソードからも当時のJr.の中でデビュー組から絶大な信頼を得ていた“職人集団”Snow Manの存在がどれだけ偉大だったか察することができる。当時テーブルも椅子もなく床に座っていた目黒と、かたや鍵とブーツの音を響かせ金髪姿だった深澤が同じグループで笑い合う日が来るとは誰も想像すらしなかったと思えば感慨深い。
デビュー前から不思議な絆を感じるエピソードに感動
最終問題ではエモさが爆発する回答が続出。「二人での思い出」を聞かれた向井は「秋葉原のワンルームマンション♥」と♥付きで意味深な回答を。ラウールは「演舞場から駅まで送ってくれた」深澤は「えびすのごはん屋」と答えるも、再び笑いをこらえ切れない目黒に「顔に出さない努力しよ」と最年少のラウールが鮮やかにツッコむシーンも。
回答と併せ3人はそれぞれ目黒との忘れられない思い出を披露した。向井は東京に不慣れな自分を案じ、目黒が遠回りになるにも関わらず毎日送ってくれた気遣いのエピソードを告白した。またラウールは『滝沢歌舞伎』の本番中に辛くて泣き出した時に泣き止ませてくれ、毎日最寄り駅まで送ってくれたという優しさの塊のような目黒との思い出を告白。さらに怖いお兄さんだったはずの深澤の男前なエピソードも披露された。2013年に目黒が初めて『滝沢演舞城』で腹筋太鼓に挑戦した時に、あまりのハードさに満身創痍で椅子に座りこんで動けなくなっていたことがあった。その目黒の姿を滝沢秀明が撮影し、別の場所にいた深澤に送信。写真を見ただけで様子を察した深澤が目黒を迎えに来たという感動秘話が語られたのだ。これにはファンも「どのエピソードもエモすぎる」と歓喜した。
今回は目黒の誕生日を機にデビュー前から不思議な糸で結ばれていたのではないかと思わせる思い出の数々が披露された。キャリアも年齢も異なり、交わることのなかったメンバーが、今は横一列に並び9人で次なる高みを見据えていることは偶然なのかはたまた必然なのか。こうしてメンバー同士にまつわる思い出が語られ、重なっていくたびに小さなピースが埋められ、大きなジグソーパスルが完成していくような気持ちにさせられる。
今後もメンバーの誕生日の際には、再び知られざる“エモエモのエモ”なエピソードを披露してくれることを期待したい。
■北村由起
ライター・エディター。出版社勤務、情報誌編集長を経てフリーに。情報誌、webマガジン、ムック等を中心に執筆。ジャニーズウオッチャー。