三瀬夏之介の個展『golden silver』京都で開催 金と銀をイメージした新作発表
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三瀬夏之介作品
三瀬夏之介の個展『golden silver』が3月11日から京都・イムラアートギャラリーで開催される。
1973年生まれの三瀬夏之介は奈良出身の画家。1997年に京都市立芸術大学美術学部美術科を卒業後、1999年に京都市立芸術大学大学院美術研究科を修了し、2009年から東北芸術工科大学で教鞭をとっている。日本画という枠組みを超えた制作を続け、近年は旗のような形状の作品を発表。
同展では、山形で制作を続ける三瀬の思考や制作プロセスそのものを京都で再現する形で、金と銀をイメージした新作を発表。2011年3月11日に起きた東日本大震災は、三瀬にとって学生の頃に体験した阪神大震災以降、再び未曾有の災害に直面した1人の作家として美術の在り方を問い直すきっかけとなり、その後の活動にも大きな影響を与えたという。
また、三瀬が出展している『平成美術:うたかたと瓦礫デブリ 1989–2019』が4月11日まで京都市京セラ美術館で実施中。