Snow Man 阿部亮平×深澤辰哉の“あべふか”、同期として築いてきた厚い信頼関係
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冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(Paravi)が、4月から地上波レギュラーに進出することになったSnow Man。毎週日曜午後1時、お昼の顔としてさらに知名度を上げていきそうだ。Snow Manのデビューからを振り返ると、テレビ番組に出演する回数が着実に多くなってきていると感じる。2月23日にも『今夜はナゾトレ』(フジテレビ系)に阿部亮平が出演。「クイズが得意なジャニーズ」として、すっかり定着したのではないだろうか。今回はそんな阿部とともにSnow Manを引っ張る深澤辰哉のコンビ、“あべふか”に注目してみたい。
阿部と深澤は2004年8月に入所した同期同士。今もなお食事に行った話があがることがあり、良好な関係性を築いていることがわかる。『Myojo』の10000字インタビューでも、それぞれに対して「今まで別々の道を通って来たこともあるけど、スタートラインは一緒。(中略)隣を歩くようになった今、グループでジャニーズ歴最長のふたりとして、これからも、Snow Manのためにできることを一緒に見つけていこう」(阿部/2020年11月号)、「何人もの後輩が追い抜いてデビューしていくのを、俺ら一緒に見てきた。ツラかった経験を同じ数だけしてる。一緒にデビューできたことがうれしいよ。ありがとう」(深澤/2020年6月号)とコメント。ここからは、長年切磋琢磨してきた2人だからこその絆が伝わってくる。
そんな2人だからこそ、信頼関係も人一倍厚いのではないだろうか。例えば公式YouTubeチャンネルにアップされている動画を見ると、阿部はメンバーの中でも特に深澤に向かって話をする姿が見られる。さらに、阿部の深澤に対する態度も少し違う。ソロ活動としてクイズ番組に出演している阿部を見ると、いつもニコニコしており、感じの良い対応を見せている。“インテリ”という要素も相まって、上品な好青年という印象だ。だが、深澤には鋭いツッコミを入れるなど、肩肘張らずに接しているように感じるのだ。例えば、「『ジャニーズすべらない話!?』先輩後輩のエピソード語ります」では、Travis Japan・七五三掛龍也について語る深澤が話に息詰まると、すかさず阿部が「(周りに話を)振りやがった!」とツッコむ。ここで、ごく稀に見せる“治安が悪い阿部亮平”が出たのは、深澤だからなのかもしれない。
一方深澤は、阿部よりも年上だからか、随時フォローしている印象だ。ジャニーズJr.チャンネルの最初の企画会議動画「Snow Man、メンバーのやりたいこと大公開!驚異の体脂肪率4%…バキバキ腹筋披露!」の時点で、阿部が気象予報士の資格と世界遺産検定を 取得していることを深澤がサラリと自分の話に盛り込んでいたのを見て、「おぉ!」と感じたことを覚えている。「【富士急ハイランド編】目指せ!絶叫マシン完全制覇」でも、絶叫マシンが苦手な阿部に向かって「阿部ちゃん?」「阿部、どう?」と度々声を掛けている様子が印象的であった。
そして、強い絆が見える“あべふか”が『滝沢歌舞伎』で歌う「Maybe」は、特に評判がいい。優しい声色がどこか似ているが、ソロパートではしっかり一人ひとりの良さが出ている。だが、サビなど2人で歌うときは声が溶け合っており、息の合い具合が堪能できる。切ない歌詞が綴られた世界像と“あべふか”の歌声が絶妙にマッチしているのである。
同期として、同じグループのメンバーとして、絆を紡いできた“あべふか”。最近では深澤に代わって阿部が進行役をしている姿も目にするようになってきた。長いキャリアを持つ者同士、この先もグループを牽引するコンビであってほしい。