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アクラム・カーン版「ジゼル」が劇場公開、古典バレエを新解釈で描く

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アクラム・カーン版「ジゼル」ビジュアル (c)JASON BELL

アクラム・カーンが演出と振り付けを担当したイングリッシュ・ナショナル・バレエ団(ENB)による「ジゼル」が公開される。

古典バレエの代表的作品にカーンが新たな解釈を加えた本作では、移民の労働者・ジゼルと、彼女に会うため身分を偽っている裕福な青年アルブレヒトの悲恋が描かれる。ENBの芸術監督を務めるタマラ・ロホがジゼル、ジェームズ・ストリーターがアルブレヒトを演じたほか、セットや衣装は「グリーン・ディスティニー」で第73回アカデミー賞の美術賞を受賞したティム・イップが手がけた。2017年には優れた演劇やオペラに与えられるローレンス・オリヴィエ賞の業績賞を獲得している。上映されるのは2017年10月に英・リバプールエンパイア劇場での上演を収録したもの。

「ジゼル」は11月30日より東京の東劇、12月7日より北海道・札幌シネマフロンティア、愛知・ミッドランドスクエアシネマ、大阪・なんばパークスシネマ、12月21日より兵庫・神戸国際松竹にて上映される。