香川照之プロデュース、地球環境に配慮する新ブランド「Insect Garden」
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地球環境に配慮する新ブランド「Insect Garden」がスタートした。設立したのは、香川照之がプロデュースする昆虫と学びのポータルサイト「INSECT MARKET」。香川はこれまでに昆虫服育ブランドの「Insect Collection」や自然教育絵本「INSECT LAND」といったブランドを立ち上げている。
新たなブランドとなるInsect Gardenのコンセプトは「Écoutons la voix de la Terre.(地球の声を聴こう)」。カナダ・モントリオール在住のRaku Inoueが草木から作った昆虫たちをデザインしたアイテムを展開している。
環境に配慮したポイントとしては、ブランドタグが土に植えると植物が育つシードペーパーになっている点や商品保管のプラスチック袋を透明の紙袋に置き換えている点、森林保全に繋がるFSC認証紙のギフトボックスやショッピングバッグ、再生ポリエステル製となるショッピングバッグのブランドストラップ、ブランドタグや下げ札を巻きつけるプラスチックロックスを紙とバイオマス素材に置き換えている点などが挙げられている。こういった地球環境に配慮した取り組みを記した「Connecting to Our Sustainable Earth 持続可能な地球に繋がる」というメッセージを、商品と同梱する。ギフトボックスに描かれたパターンは植物や昆虫などの生態系について研究されている「温室」をモチーフにしたもの。
昆虫マニアとして知られ、自ら「カマキリ先生」に扮した昆虫番組『香川照之の昆虫すごいぜ!』をNHK Eテレで放送している香川照之。地球環境を守ることは、われわれ自身を、そして昆虫を守ることにも繋がる。そんな意志が感じられる新ブランドだ。