「トムとジェリー」吹替声優・水瀬いのりや日野聡が見どころ熱弁、瑛人は主題歌生歌唱
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前列左から飯豊まりえ、水瀬いのり、瑛人。後列左から霜降り明星のせいやと粗品、日野聡。
「トムとジェリー」プレミアムイベントが本日3月3日に東京・イイノホールで行われ、日本語吹替版キャストの水瀬いのり、日野聡、霜降り明星、飯豊まりえが登壇した。
2020年に生誕80周年を迎えたアニメーションシリーズ「トムとジェリー」が、実写映像とCGアニメーションを組み合わせた作品として映画化。多才だがお調子者でドジな猫トムと、見た目はかわいいがずる賢いネズミのジェリーが巻き起こす騒動が描かれる。
水瀬はクロエ・グレース・モレッツ演じる新人ホテルスタッフ、ケイラの声を担当。「掛け合いが多くて最初はセリフ量に驚がくしました。アフレコは1人での収録でしたが約10時間掛かって。ケイラと一緒にがんばりました」と明かし、「トムとジェリー、そしてケイラのわちゃわちゃと、2匹の手を抜かないガチ喧嘩が注目ポイントです!」とアピールする。"世界が注目するウェディングパーティー"を開く新郎ベン役を担当した日野は「ベンは抜けてる部分もありますが、駄洒落を言ったりもしているるので、ぜひクスッと笑っていただけたら」と呼びかけた。
霜降り明星のせいやは“トムの中にいる天使”、粗品は“悪魔”、飯豊は“公園にいる女性”と“鳩のDJ”の2役の声で出演。ゲスト声優と言えど「トムとジェリー」の映画に参加するということで、3人とも周囲からの反響が大きかったという。粗品が「一番震えた連絡は、僕にお金を貸している方から『霜降り明星ゲスト声優に』という記事の写真が送られてきたこと」と打ち明けると、せいやは「バレた! 絶対返さな!」と一緒に青ざめる。そんなせいやは「家に後輩が飲みに来るとき、『トムとジェリー』の台本をソファのすぐわかるところに置いて『なんすかこれ!?』『あー見せられないのよ』って。これを楽しみにしてます」と得意げに語った。飯豊は本作の見どころについて「ラストにかけての展開がすごい。トムとジェリーが協力したらこんなに盛り上がるんだって。テンションが上がる瞬間がたくさんあります!」と目を輝かせる。
イベントでは歌手の瑛人が日本語吹替版主題歌「ピース オブ ケーク」を生歌唱する一幕も。幸せの象徴としてのひとかけらのケーキ(piece)と、仲良しや平和の(peace)から着想を得て書き下ろしたという同楽曲。聴き終えると登壇者たちは楽しげな笑顔を浮かべながら感想を述べ、飯豊は「優しい人柄が出ていますね」と伝える。すでに映画の完成版も鑑賞している瑛人が「ジェリーがチーズの匂いを追いかけて飛ぶシーンが好きです」と述べると、粗品は「独特やなあ」と着眼点に感心していた。
ティム・ストーリー監督作「トムとジェリー」は3月19日に全国で公開。
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