海洋プラスチックをトートバッグに MoMAコレクション収蔵作家とコラボ
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世界に合計1億5,000万トン以上の海洋ゴミが存在し、年間約800万トンの量が新たに流出していると言われる。日本における海洋ゴミの6割以上は、ペットボトルなどのプラスチックゴミだという。
ペットボトルを再生して作った海洋プラスチックを原料としたトートバッグ「パーレイ オーシャンバッグ」が、本日3月4日からMoMA Design Storeで販売されている。
これは海洋保護団体パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズによって海から回収されたプラスチックから作られたオーシャン プラスチック製のトートバッグ。1枚のバッグは約5本の廃棄されたプラスチックボトルを原料としており、1枚購入することで約9Kgのプラスチックゴミを回収できるという。価格税抜は7,800円。販売はMoMA Design Store 表参道、MoMA Design Store 心斎橋、MoMA Design Storeオンラインショップで実施する。心斎橋店では3月31日から販売予定。
トートバッグはMoMAコレクション収蔵アーティストによってデザインされている。参加アーティストはウォルトン・フォード、ジェニー・ホルツァー、ローズマリー・トロッケル、ジュリアン・シュナーベル、ダグ・エイケン。
パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズはクリエイティブな企業やブランド、個人が海洋危機を解決するため団結することを目指す団体。アディダスやステラ マッカートニーなどともパートナーシップを結んでいる。