エリック・ロメール監督特集で『六つの教訓話』シリーズ&初期短編を上映
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『エリック・ロメール監督特集上映 六つの教訓話 デジタル・リマスター版』が、4月23日から東京・渋谷のBunkamura ル・シネマで開催される。
同イベントでは、今年で生誕101年目を迎えるエリック・ロメールを特集。ロメールが構想10年、製作期間10年をかけて、1962年から1972年の間に発表した連作『六つの教訓話』シリーズから『モンソーのパン屋の女の子』『シュザンヌの生き方』『コレクションする女』『モード家の一夜』『クレールの膝』『愛の昼下がり』の6作品が上映される。2人の女性とそのはざまで運命の愛を求め悶々とする男、というフォーマットのもと、パリの街角や湖畔の避暑地、南仏のリゾートなど、フランスの風景で織りなされる6つの恋物語となる。
さらに、『カイエ・デュ・シネマ』誌に映画批評を寄稿し始めた頃の若きロメールが撮影したジャン=リュック・ゴダールが主演する『紹介、またはシャルロットとステーキ』や、日本初公開となるロメール出演作の『ベレニス』など初期短編を6作品上映。上映スケジュールなどの詳細は後日発表される。