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「午前十時の映画祭」4月から復活へ 『モスラ』『ターミネーター』など22本が新セレクト

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リアルサウンド

 「午前十時の映画祭11」が4月2日から2022年3月31日まで52週にわたって開催されることが決定。あわせて上映ラインナップが発表された。

 2010年2月、全国25館でスタートした、川喜多記念映画文化財団、映画演劇文化協会主催の「午前十時の映画祭」は、世界の名作の数々を低料金かつ最良の環境で上映し、新たな映画ファンの育成を目指して始まった映画祭。2019年度に開催された「午前十時の映画祭10-FINAL-」をもって最終回を迎えたが、再開を熱望するファンの声を受け、このたび復活することとなった。引き続き、襟川クロ(映画パーソナリティ)、戸田奈津子(映画字幕翻訳者)、町山智浩(映画評論家)、武田和(公益財団法人 川喜多記念映画文化財団 代表理事)の4人の選定委員と今までのリクエストを参考にラインナップを決定。上映開始時間、 料金など、新しい体制を再構築して新たなスタートを切る。

 今回のラインナップには、新セレクト作品が22本、アンコール作品が5本が並んだ。オープニングは、昨年惜しまれつつ亡くなったショーン・コネリーのアカデミー賞受賞作品『アンタッチャブル』と『ザ・ロック』。また、アーノルド・シュワルツェネッガー主演『タ ーミネーター』の1作目と2作目を連続上映する。

 そのほか、『真昼の決闘』『イージー★ライダー』『シャイニング』北米公開版(デジタル・リマスター版)などの名作から、『イングリッシュ・ペイシェント』『ノッティングヒルの恋人』『ロミオ+ジュリエット』『ユージュアル・サスぺクツ』『グッドフェローズ』『ファイト・クラブ』『ファーゴ』など90年代の代表作も勢ぞろいする。

 邦画新セレクトは、黒澤明×三船敏郎 『隠し砦の三悪人』(4Kデジタルリマスター版)、初の特撮映画『モスラ』(4Kデジタルリマスター版)、勝新太郎主演『座頭市物語』(4Kデジタル修復版)の3本がラインナップされた。

 アンコール上演の5作品には、『ティファニーで朝食を』『赤ひげ』『2001年宇宙の旅』『スタンド・バイ・ミー』『アンタッチャブル』が選ばれた。

新規セレクト外国映画(19本)

『真昼の決闘』(1952年)
『イージー★ライダー』(1969年)
『シャイニング』北米公開版(デジタル・リマスター版)(1980年)
『ターミネーター』(1984年)
『未来世紀ブラジル』(1985年)
『ターミネーター2』(1990年)
『グッドフェローズ』(1990年)
『天使にラブ・ソングを…』(1992年)
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993年)
『ユージュアル・サスぺクツ』(1995年)
『マディソン郡の橋』(1995年)
『ザ・ロック』(1996年)
『ロミオ+ジュリエット』(1996年)
『ファーゴ』(1996年)
『イングリッシュ・ペイシェント』(1996年)
『ノッティングヒルの恋人』(1999年)
『ファイト・クラブ』(1999年)
『シカゴ』(2002年)
『グラディエーター』(2000年)

新規セレクト日本映画(3本)

『隠し砦の三悪人』(4Kデジタルリマスター版)(1958年)
『モスラ』(4Kデジタルリマスター版)(1961年) 
『座頭市物語』(4Kデジタル修復版)(1962年)

アンコール上映(5本)

『ティファニーで朝食を』(1961年)
『赤ひげ』(1965年)
『2001年宇宙の旅』(1969年)
『スタンド・バイ・ミー』(1986年)
『アンタッチャブル』(1987年)

■公開情報
「午前十時の映画祭 11 デジタルで甦る永遠の名作」
4月2日(金)より、TOHOシネマズ新宿ほか全国63劇場で開催
開催期間:2021年4月2日(金)~2022年3月31日(木) 52週間
作品選定委員:襟川クロ、戸田奈津子、町山智浩、武田和
 上映期間:1作品2週間上映(※1週間上映の作品もあり)
開催劇場:全国63劇場
上映作品:全27本(外国映画23本、日本映画4本)
上映方式:DCP(デジタル)上映
※入場料金、開映時間は劇場によって異なります。
主催:公益財団法人 川喜多記念映画文化財団、一般社団法人 映画演劇文化協会
公式サイト http://asa10.eiga.com/