「EUREKA」大河原邦男がメカデザインでシリーズ初参加、設定画&コメント解禁
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ウルスラグナ(SCT-A7A / 強襲強化型)設定画
「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」にメカニックデザインとして大河原邦男が参加していることが明らかに。あわせてメカデザインとコメントが解禁された。
京田知己が監督、ボンズが制作を担当する本作は、「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」シリーズの最終作。「EUREKA」では前作「ANEMONE」後の世界を舞台に、新たな物語が全編新作カットで紡がれる。
「科学忍者隊ガッチャマン」「機動戦士ガンダム」をはじめ数々のアニメーション作品でメカデザインを担当してきた大河原。「エウレカ」シリーズへの参加は今回が初めてだ。このたび大河原が手がけたウルスラグナ、オデッセイという2機の設定画が公開された。
通称「鋼鉄の魔女」と呼ばれるウルスラグナは、ジェットボードを操り高機動の空中戦を行うことができるプライムドレス(強攻防護機械化装甲歩兵)。主力として使われているKLFのオデッセイは、下半身がまるごとジェットエンジンになっている空中戦に特化した機体だ。それぞれ型の異なる機体も用意されている。
大河原は京田との初仕事を「オデッセイ、ウルスラグナ両機のコンセプト&ギミックアイディアを明確にお持ちでした。それを素直に表現すれば良かったので合理的で楽しい仕事となりました」と述懐。「手書きアニメという事でしたのでなるべく線を少なく形の取り易いデザインを心掛けましたが時代の流れでしょうか昔から比べると線が多くなってしまいました。メカ達の活躍を楽しみにしておりますがこれを動かすアニメーターさんのご苦労を考えると複雑な気持ちになります」とコメントを寄せている。
「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」は2021年初夏より全国ロードショー。明日3月6日には、上映劇場およびメイジャーにてムビチケが発売される。特典として、ティザーポスターをあしらったオリジナルクリアファイルが用意された。
大河原邦男 コメント
京田監督との仕事は初めてでしたがオデッセイ、ウルスラグナ両機のコンセプト&ギミックアイディアを明確にお持ちでした。
それを素直に表現すれば良かったので合理的で楽しい仕事となりました。
手書きアニメという事でしたのでなるべく線を少なく形の取り易いデザインを心掛けましたが時代の流れでしょうか昔から比べると線が多くなってしまいました。メカ達の活躍を楽しみにしておりますがこれを動かすアニメーターさんのご苦労を考えると複雑な気持ちになります。
1972年竜の子プロの上司 中村光毅さんの勧めでメカデザインの道を歩み始めてもう直ぐ半世紀になりますが皆様に今でもお声掛けいただけることに感謝です。
有難うございます。
(c)2021 BONES/Project EUREKA MOVIE