劇団なかゆび「戦争前夜の作家たち」開幕、神田真直「私たちは非日常で居続けます」
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Nakayubi.-11「戦争前夜の作家たち」「父帰る」より。(撮影:小嶋謙介)
劇団なかゆび「戦争前夜の作家たち」が、本日3月6日に京都・gallery Mainで開幕した。
「戦争前夜の作家たち」は、劇団なかゆびが第二次世界大戦前に発表された3作品を同時上演する公演。上演作には、菊池寛の「父帰る」、岸田國士の「是名優哉」、森本薫の「みごとな女」がラインナップされ、劇団主宰の神田真直が演出を手がける。
神田は開幕に際し「なんとか上演にこぎ着けることができました。とにかくつくり続けることだけが、今の状況に対して、作り手ができる唯一の抵抗だと思います。これからも、観客の皆様の日常のために、私たちは非日常で居続けます」とコメント。3作品合わせた上演時間は約1時間40分で、公演は明日3月7日まで。
Nakayubi.-11「戦争前夜の作家たち」
2021年3月6日(土)・7日(日)
京都府 gallery Main
演出:神田真直
「父帰る」
作:菊池寛
出演:飯坂美鶴妃、齋藤秀雄、土肥希理子、武士岡大吉、柊木樹
「是名優哉」
作:岸田國士
出演:飯坂美鶴妃、柊木樹
「みごとな女」
作:森本薫
出演:飯坂美鶴妃、土肥希理子、武士岡大吉、柊木樹