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w-inds.が新しいチャレンジを続ける理由 20周年に向き合う過去、現在、未来

音楽

ニュース

リアルサウンド

 w-inds.が、20周年を飾るベストアルバム『20XX “THE BEST”』を3月14日にリリースする。

w-inds. Best Album「20XX “THE BEST”」2021.3.14 Release

 2001年のデビュー曲「Forever Memories」から最新曲「Beautiful Now」までの全シングル47曲をCD3枚に収録。さらに初回限定盤&PCSC盤にストリーミング再生数上位曲(シングル以外)を収録したCD、メンバーセレクトによる全ライブツアーごとのベストアクトをまとめたDVDをコンパイルした本作には、進化と変化を繰り返してきた20年のキャリアがリアルに刻み込まれている。今回は橘慶太、千葉涼平にインタビュー。ベストアルバムの収録曲を軸に、w-inds.の過去、現在、未来を語り合ってもらった。(編集部)【インタビュー最後にプレゼント情報あり】

曲の良さを実感するまでに時間がかかった活動初期

ーーw-inds.としてのリアルサウンドでのインタビューは、2020年1月リリースのシングル『DoU』以来になります。

慶太:ご無沙汰してます。コロナ前ですね。

涼平:いろいろありましたね、ホントに。

ーーまずは2020年のことから聞きたいのですが、振り返ってみるとどんな1年でした?

慶太:コロナもそうだし、(緒方)龍一くんが脱退したり、前半は悩んでいる時間が長くて。夏くらいからスタッフを含めて本格的に話し合って、「新曲を作ってみよう」「ベストアルバムを出したいね」と具体的に進み始めた感じですね。

涼平:新曲の「Beautiful Now」を作り始めて、新たにスイッチが入ったというか。それまでは予定していた仕事が中止になったり、動くのが難しくて、表立った活動ができなかったんですよね。僕らもそうですけど、ファンの人もたぶん、いきなり新しい活動を見せられても整理がつかないんじゃないかと思って。時間を作っていただいて、準備に費やせたのは良かったのかなと。

ーー20周年のベストアルバムのリリースも、次に進むための大きなきっかけですよね。“デビュー20年”と聞いて、どんなことを感じますか?

慶太:長いですよね。人生の半分以上なので。

涼平:振り返ってみると、デビュー当時はめっちゃ忙しかったなって。一般の人が学生時代を送ってるとき、恐ろしく働いてたので。

慶太:寝る時間がないとか、ホントにあるんだなって。

ーーリリースのペースもすごかったですからね。

慶太:3カ月に1枚シングルを出して、1年に1枚アルバムを出して。それが普通だと思ってたんですけど、いま考えると恐ろしいスケジュールですね(笑)。

涼平:信じられない(笑)。

ーー当時、w-inds.のようなダンス&ボーカルグループは、今ほど多くはなかったですよね。

慶太:そうかも。K-POPもそんなに流行っていなかったし。神話(シンファ)ぐらい?

涼平:懐かしい。東方神起やSS501も、ちょっと後だしね。

慶太:うん。ただ、事務所の先輩にDA PUMP、SPEED、MAXがいたので、歌って踊るグループの存在は身近なものではあって。先輩たちが時代を作っていたし、そこまで新しいことをやっている感じはなかったんですけどね。

涼平:他の事務所には、そんなにいなかったけどね。

ーーw-inds.は2001年にシングル「Forever Memories」でデビュー。初期の楽曲は葉山拓亮さんが手がけていましたが、名曲ぞろいですよね。

涼平:本当に。いい曲ばっかりなんですよ。

慶太:「Forever Memories」もそうなんですけど、沁みてくる曲が多いんですよ。僕が作る曲は“いきなりストレートパンチ”みたいな感じなんだけど(笑)、初期の曲はローキックみたいにじわじわ来るというか。

涼平:葉山さんの曲は、ボーカルがなくても切なくなるように作られてるんですよ。

ーーアレンジもしっかり作り込まれていて。

涼平:そうなんですよ。

慶太:葉山さんがいなければw-inds.は生まれていないし、いまの自分たちがいるのも葉山さんのおかげですね。

涼平:僕らも大好きな曲ばかりなんですけど、ずっと応援してくれてるファンのみなさんは「もしかしたら葉山さんのファンなんじゃないか?」と思うくらい初期の曲を好きでいてくれて。

慶太:確かに(笑)。

涼平:今でもライブでやってほしいという声をよく聞きます。表に出てきていない葉山さんがこんなに支持されているのはすごいことだなと。

Forever Memories / w-inds.

ーー“初期のw-inds.=葉山さんの楽曲”というイメージが根付いているというか。デビュー直後から、セールス、チャートアクションも良かったですよね。

慶太:『Forever Memories』は最初30位くらいで、その後、徐々に上がってきたんですよ。最終的に12位まで上がったんだけど、レコード会社の人に「すごくいいことだよ」と言われて。いきなり1位になるよりもすごいことだって……覚えてる?

涼平:うん。

ーー曲の良さが評価された、と。

慶太:そうですね。当時はどういう意味なのかわかってなかったですけど(笑)。2枚目の『Feel The Fate』が8位になって「ベスト10に入った!」って喜んで、次の『Paradox』が3位になって、されにテンションが上がって。1stアルバム(『w-inds.〜1st message〜』)をその年の12月に出すことになったんですけど、どうしても1位を取りたくて。ちょうどしし座流星群が来るときで、メンバー、スタッフと二子玉(東京・二子玉川)まで行って、流れ星にお願いしようってことになって。で、1位になりました(笑)。それくらいチャートを気にしてたんでしょうね。

Feel The Fate / w-inds.
Paradox / w-inds.

涼平:ハハハハ(笑)。

ーー素晴らしい(笑)。その怒涛の活動ペースは数年続きますね。

慶太:そうですね(笑)。何年か経つと、少しずつ自我が芽生えてきて。「SUPER LOVER〜I need you tonight〜」とかは、自分たちから「この曲をやりたいです」って言ったんですよ。

SUPER LOVER -I need you tonight- / w-inds.

涼平:そうだった。

慶太:自分たちがやりたいことと、事務所の意向がちょっと違うこともあったんですよ。スタッフはとにかく「爽やかに」という感じで。

涼平:そっちだよね。

慶太:衣装も白が多かったし、「髪の毛も明るくして」て言われたり。そう言えば一度、事務所に呼ばれて注意されたことがあったな。シングルのジャケットを並べて、「君たちの良さが出てるのは、どれかわかる?」って(笑)。

涼平:あったねぇ。

慶太:僕らも年相応の男の子だったので、もっとカッコいいことがやりたい、知的に見られたいみたいな気持ちもあって。

涼平:「Long Road」の頃は、爽やかな感じがちょっとイヤになってたんですよ(笑)。ジャスティン・ティンバーレイクのMVを見て、「こんなカッコいいことがやりたい」って思ってたから、かなり違和感があって。

慶太:抵抗してましたね。……懐かしい。

ーーそう言えば「Long Road」「Pieces」「キレイだ」をリリースした頃、インタビュー中に「この曲、どう思います?」って逆質問された記憶があります。

慶太・涼平:ハハハハハ!

ーー「ホントにいい曲だと思います?」みたいな。

慶太:その記憶、僕もありますね。今聴くとすごくいい曲だなってわかるんだけど……。

涼平:そうなんだよね。

慶太:「Long Road」なんて、めちゃくちゃいい曲なのに、当時はよくわからなかったんですよ。〈夢がたやすく云えた頃/地図も 時計も 逆さに見てた〉という歌詞から始まるんですけど、「どういう意味だよ」くらいに思っていて(笑)。それくらい理解できていなかったんだけど、年上の方に「いい曲だ」と言われることがけっこうあったんですよ。近田春夫さんがコラム(「考えるヒット」)で褒めてくれたり。

涼平:テリー伊藤さんにも「いい曲だね」って言っていただきました。

慶太:で、「そうか、いい曲なのか」って。心の支えになってましたね。

ーー曲の良さを実感するまでには、だいぶ時間がかかった?

慶太:10年くらいかかってますね。だんだん聴こえ方が違ってきたし、めちゃくちゃいい曲だなと思い始めて。逆さに見てたのは自分たちのほうでした(笑)。ライブでも絶対やりたい曲ですからね、「Long Road」は。

涼平:特別な演出がなくても盛り上がるんですよ。

Long Road / w-inds.
Pieces / w-inds.
キレイだ / w-inds.

G-DRAGONとのコラボも アジアを中心とした海外との接点

w-inds.(写真=はぎひさこ)

ーー2005年前後からは音楽性がかなり広がっている印象がありますが、メンバーの意志も反映されていたんでしょうか?

慶太:5年目くらいからは自我が芽生えてきましたね(笑)。「十六夜の月」は、僕が「この曲をやりたい」って言ったんですよ。その頃はダンス系とは別に、歌詞の世界が美しいものが好きで。「十六夜の月」も、歌詞とメロディの良さで選んだんだと思います。

十六夜の月 / w-inds.

涼平:けっこう戦ってましたね、その頃は。

慶太:そうだね。w-inds.を作って、プロデュースしていた方々と、意見をぶつけ合って。仲が悪かったんじゃなくて、プロ同士、「いいモノを作りたい」という気持ちでやっていたので。

ーーBIGBANGのG-DRAGONをラップでフィーチャーした「Rain Is Fallin’」もこの時期のトピックだと思います。このコラボレーションは、どういう経緯で実現したんですか?

慶太:コラボレーションという手法が海外では当たり前になっていて、自分たちもやりたいと思ってたんです。でも、なかなか実現が難しく、海外のアーティストとだったらできるかもと思いついて。韓国のイベントに呼んでもらったときに、タクシーの運転手さんに「今いちばんイケてるアーティストは誰ですか?」と聞いたら、BIGBANGのことを教えてくれたんです。その場でMVを見たんですけど、エレクトロ系の曲で、すごくカッコよくて。で、日本に戻って「BIGNBANGというアーティストとコラボしたいです」とスタッフに話して。

涼平:まだBIGBANGが日本でデビューする前ですね。

ーーメンバー発信のアイデアだったんですね。

慶太:完全にそうですね。結局、G-DRAGONが参加してくれたんですけど、「Rain Is Fallin’」のラップを聞いたときビックリしましたね。すごすぎて「何だ、この人は」って。

涼平:「上手っ!」って思いました。

Rain Is Fallin’ / w-inds.

ーーBIGBANGとはステージでも共演しましたね。

慶太:そうなんですよ。レコード大賞やMTVのイベントも一緒に出て。BIGBANGのライブにも出ました。いいアーティストとコラボできるのは、すごく刺激になりますからね。お互いに持ってないものをぶつけ合えるし、当時からどんどんやりたいと思ってました。

ーーNe-Yoが提供した「Truth〜最後の真実〜」も話題を集めましたね。

慶太:すごいですよね、ホントに。

涼平:Ne-Yo、最近はTikTokでも人気なんですよ。

Truth ~最後の真実~(HD) / w-inds.

ーー海外との接点でいうと、w-inds.は2007年から香港、台湾、中国などでも積極的にライブを開催。当初からアジア全域を視野に入れていたんですか?

慶太:デビューした頃はぜんぜんイメージしてなかったですね。意識し始めたのは、アジアの音楽祭に呼ばれるようになってからかな。

涼平:そうだね。

慶太:最初の頃は「J-POPのほうがカッコいいな」と思っていたし、アジアの音楽シーンは日本の5年前、10年前みたいな印象だったんですよ。でも、どんどんレベルが上がってきて、いまや追い抜かれつつあって。「世界を意識して、いろんな国でライブができる環境を整えないと置いていかれる」という危機感もありましたね。

橘慶太のセルフプロデュースに移行後、楽曲がより身近に

w-inds.(写真=はぎひさこ)

ーー2010年のシングル『Addicted to love』のカップリング曲「Now You’re Gone」は、慶太さんが初めて制作に参加した曲。作曲に関わりたいという気持ちが出てきたのも、この頃ですか?

慶太:そうですね。海外の作家のライティング・キャンプに呼んでもらったんですよ。「勉強がてら行ってみたら?」という感じだったんですけど、2、3曲作ったのかな。最初は控えめだったんですけど、「ここをこうしたい」って言うと、「いいね」って快く受け入れてくれて。そのときからですね、曲作りに興味を持ったのは。

ーー2011年のシングル『Be As One/Let’s get it on』に収録された「Noise」もいい曲ですよね。

慶太:それも「Now You’re Gone」と同じときに作ったんですよ。

涼平:「Nosie」めっちゃいいよね。またライブでやりたいです。

ーー「New World」もターニングポイントになった楽曲じゃないですか?

慶太:自分たちの分岐点になった曲だと思っているし、大切な曲ですね。デビューのときから関わってくれていたプロデューサのもとを離れて、外のプロデューサーと仕事をするようになって。それまで見えなかった世界を感じることができたし、音楽に対する価値観、考え方が変わったんですよね。「New World」はTINYVOICE PRODUCTIONの今井了介さんにお願いしたんですが、当時、世界で流行り始めていたEDMを取り入れてもらって。曲がどう作られているかについても、本格的に知れたのも良かったです。

New World (HD) / w-inds.

涼平:活動の環境が大きく変わったんですよね。すべてが新鮮だったし、慶太くんが言ったように、楽曲制作のこともわかるようになってきて。

ーーこの時期から海外のダンスミュージックとのリンク率も上がって。

慶太:そうですね。海外作家の曲は早くから取り入れていましたが、より柔軟になっていった感じですね。

ーーそして2017年の「We Don’t Need To Talk Anymore」からは慶太さんのセルフプロデュースに移行。その前から「自分で曲を作りたい」という話はしてたんですか?

We Don’t Need To Talk Anymore(MUSIC VIDEO Full ver.+15s SPOT) / w-inds.

慶太:いや、まったく。曲は作っていたんですけど、「将来的にそういうこと(クリエイターとしての活動)が出来たらいいな」くらいだったので。「We Don’t〜」のタイミングでも、最初は海外の作家に発注したんです、じつは。ファンク系が落ち着いてきて、フューチャーベース、チルなダンス系がいいなと思ってたから、そういう発注をしたんですけど、全然違う感じの曲ばかり送られてきて。そのときに「日本のアーティストだからって、なめてるな」というワケのわからないモードに入ってしまって。

涼平:ハハハハ(笑)。

慶太:「これだったら、自分の曲の方がいいと思います」って聴いてもらったのが、「We Don’t〜」のデモだったんですよ。みんなも「すごくいい」と言ってくれて、シングルとしてリリースすることになって。それがセルフプロデュースのスタートですね。「絶対に自分で作ってやる!」と思っていたわけではなかったし、「できればw-inds.の曲は作りたくない」という気持ちもあったので。

ーーえ、どうしてですか?

慶太:自分の色を入れないほうがいいというか、私物化みたいになるのがイヤで。w-inds.は客観的にみんなでプロデュースするスタイルで活動してきたので。と言いつつ、いつの間にか自分でやるようになっていますが。

ーー慶太さんが曲を作るようになったのは、すごく必然的だったと思います。涼平さんは慶太さんがw-inds.の曲を作るようになったことに対して、どう感じてますか?

涼平:楽曲が身近になりましたね。作詞家の方、作曲家の方とお会いする機会があまりなかったので、知らないところで出来た曲をいただいて、それを歌うという感じだったんですけど、慶太くんが作ることで、曲がグッと近くなって。「w-inds.から生まれた曲」という実感があるし、最近は第三者が全然いなくて、メンバーだけでレコーディングしてるんですよ。

慶太:2人でやってるよね(笑)。

涼平:いいよね、慶太くんの家に遊びに行ってる感覚で(笑)。レコーディングも楽しいし。

慶太:調子いいよね。

涼平:うん。よく笑ってます(笑)。

慶太:そういう時代だと思うんですよ、今は。トラヴィス・スコットも「家で作って、家で録って、全部作り上げるのがいちばんいい」って言ってたし。

涼平:自分たちで録って、それが良ければ、すぐ発信することもできますからね。すごい世の中になりました。

ーー機材の進化や配信プラットフォームの充実もあるけれど、何よりも2人が時代の進化にアジャストしていることが大きいのでは?

慶太:適応しないといけないという危機感もありましたからね。早めに準備しておいてよかったです。

スタッフやファン、環境に恵まれ迎えられた20周年

w-inds.(写真=はぎひさこ)

ーー慶太さんは他のアーティストにも楽曲を提供してますが、w-inds.の曲を作るときと違いはありますか?

慶太:他のアーティストのために作る曲は、一瞬で出来るんですよ。しかも、けっこういい曲だよね?

涼平:そうだね。

慶太:でもw-inds.だと悩んじゃうんですよ。「新しい要素を入れないと」とか、ヘンに力が入るというか。みんなを納得させないといけないし、w-inds.の曲は難しいです。

ーー慶太さんプロデュースのw-inds.の楽曲、素晴らしいと思いますよ。2人体制になって初の楽曲「Beautiful Now」もめちゃくちゃ良くて。

慶太:ありがとうございます。「Beautiful Now」が出来るまでに、30〜40曲分のアイデアがボツになってるんですけどね(笑)。色々試して、ようやく出来たのが、この曲なので。

ーー涼平さんのボーカルから始まる構成も新鮮で。シングル曲で涼平さんから歌い始めるのは初ですよね?

涼平:そうですね。それも自然だったのかなと。

慶太:涼平くんから歌い出すのは、最初から決めていたので。僕の知り合いも「涼平くんの歌声、いいね」って言ってますよ。

涼平:ありがとうございます(笑)。

Beautiful Now(MUSIC VIDEO Full ver.)/ w-inds.

ーーこうやって振り返ってみると、w-inds.は常に変化してきたんだなと改めて感じます。2人体制になったのはもちろん大きな変化ですけど、じつはデビューから一貫して変わり続けてきていたんだなと。

慶太:そうですね。変わらないことのほうが怖かったし、ずっと同じスタイル、同じモチベーションで続けるのはかなり大変だと思うんですよ。新しいチャレンジを続けたほうが気持ち的にもフレッシュでいられるというか。ベストアルバムを聴いても、「こんなにジャンルが広いベスト、他にはないな」と思いますね。

涼平:逆に一つのところに留まれなかったんでしょうね。オリジナルアルバムの曲を含めるともっとジャンルは広いし、おもしろいなって思います。

ーーメンバーの意向を反映しながら、変化、進化を続けるw-inds.の在り方に憧れる下の世代のアーティストも多いですよね。

涼平:たまに言ってもらえますね、それは。

慶太:そうだとしたら嬉しいですね。

ーー確かに今のw-inds.は、メンバー自身が作り上げてきたところが大きいですからね。

慶太:自分たちとしては「支えてもらってきた」という感じが強いんですけどね。スタッフのみなさん、ファンのみなさんもそうだし、環境に恵まれていたんだなと。20周年を迎えられるなんて、思ってなかったから。

ーーファンのみなさんに対する思いも強くなっている?

慶太:年を重ねるごとに出てきますね、それは。

涼平:自分的には15周年が大きかったんですよね。アニバーサリーライブのとき、ファンの人たちが、自分たち以上に喜んでいる姿を見せてくれて。その前から感謝の気持ちはありましたけど、より一層「ありがたいな」と思うようになって。最近、思うんですよ。僕たちだけがw-inds.ではなくて、スタッフの方々、ファンの人たちを含めてw-inds.じゃないかなって。そう考えるとしっくり来るんですよ。何かあると、自分のことのように喜んでくれたり。

慶太:怒るときは怒るしね。

涼平:そうだね(笑)。

ーー今後の活動についても聞かせてください。ベストアルバムのリリース日の3月14日には初の配信ライブ『20XX “THE MUSEUM”』を開催。二人のパフォーマンスを見せる、最初の機会ですね。

慶太:それが何より大変で(笑)。涼平くんとは「たくさん歌ってもらいます」って約束してます。しっかり練習してもらって。

涼平:そこはもう動き出してます。新鮮だよね。過去の楽曲も新しく見えるというか。

慶太:うん。オンラインライブならでの演出も考えてるので、楽しみにしててほしいです。

ーーこの後の展開もチームでは話してるんですか?

慶太:ザックリと。状況が状況なので、約束はできないんですけど。

涼平:そうだね。

慶太:状況を見ながら、やれることをやっていくしかないですね、今は。

w-inds. Online Show『20XX”THE MUSEUM”』2021.3.14開催

■ライブ情報
w-inds. Online Show『20XX“THE MUSEUM”』
2021年3月14日(日)18:00開場/19:00開演
※アーカイブ(見逃し)配信あり
チケットに関する詳細はこちら

▼チケット代金
・ファンクラブ限定チケット(ライブ&アフタートーク)3,500円(税込)
※PIA LIVE STREAMのみでの取扱。ファンクラブ「w-inds.day」会員のみ購入可能。
・一般チケット(ライブのみ)3,500円(税込)
※購入にあたりシステム利用料・決済手数料あり。

▼アーカイブ配信
2021年3月15日(月)~3月21日(日)予定

▼配信メディア・チケット購入先(50音順)
・ABEMA PPV ONLINE LIVE
・PIA LIVE STREAM(※ファンクラブ限定チケット取扱あり)
・LINE LIVE VIEWING
・ローチケ LIVE STREAMING

■ベストアルバム情報
「w-inds. Best Album『20XX “THE BEST”』」
2021年3月14日(日)発売
通常盤:CD ONLY 3 DISCS / PCCA-06014 / ¥4,000+Tax
初回限定盤:CD 3 DISCS + Special DISC(CD+DVD) / PCCA-06013 / ¥6,000+Tax
PCSC盤:CD 3 DISCS + Special DISC(CD+DVD)+撮り下ろしフォトブック(80ページを予定)をスペシャルボックスに同梱 / SCCA-00107 / ¥9,000+Tax(販売終了)
※全曲最新デジタル・リマスタリング音源

【CD収録内容】(全形態共通)
<DISC 1〜DISC 3>
01. Forever Memories
02. Feel The Fate
03. Paradox
04. try your emotion
05. Another Days
06. Because of you
07. NEW PARADISE
08. SUPER LOVER〜I need you tonight〜
09. Love is message
10. Long Road
11. Pieces
12. キレイだ
13. 四季
14. 夢の場所へ
15. 変わりゆく空
16. 十六夜の月
17. 約束のカケラ
18. IT’S IN THE STARS
19. TRIAL
20. ブギウギ66
21. ハナムケ
22. LOVE IS THE GREATEST THING
23. Beautiful Life
24. アメあと
25. Everyday
26. CAN’T GET BACK
27. Rain Is Fallin’
28. HYBRID DREAM
29. New World
30. Truth〜最後の真実〜
31. Addicted to love
32. Be As One
33. Let’s get it on
34. You & I
35. FLY HIGH
36. A Little Bit
37. 夢で逢えるのに〜Sometimes I cry〜
38. FANTASY
39. In Love With The Music
40. Boom World Up
41. Backstage
42. We Don’t Need To Talk Anymore
43. Time Has Gone
44. Dirty Talk
45. Get Down
46. DoU
47. Beautiful Now
※収録DISCや内容は変更になる可能性があります。

【Special DISC(CD)収録内容】(※初回限定盤&PCSC盤のみ)
ストリーミング配信サイトでのシングル以外の再生数上位楽曲を収録したw-inds. crew SELECTION CD
※主要音楽ストリーミングサービスでの人気楽曲集計(2020/11/25〜2021/1/25)
01. Endless Moment
02. Temporary
03. Dedicated to You
04. This Time〜願い〜
05. Winter Story
06. New-age Dreams
07. CANDY
08. Somehow
09. Celebration
10. Moon Clock
11. 空から降りてきた白い星
12. Listen to the Rain
13. Sugar
14. Night Flight 〜夜間飛行〜
15. Give You My Heart

【Special DISC(DVD)収録内容】(※初回限定盤&PCSC盤のみ)
メンバーセレクトによる、BEST LIVE SELLECTION DVD
1 : Endless Moment(『w-inds. 1st Live Tour”1st message”』より)
02 : Paradox(『w-inds. “THE SYSTEM OF ALIVE”Tour 2003』より)
03 : INFINITY(『w-inds. “PRIME OF LIFE”Tour 2004』より)
04 : 夏空の恋の詩(『w-inds. LIVE TOUR 2005″ageha”』より)
05 : 空から降りてきた白い星(『w-inds. Live Tour 2006~THANKS~』より)
06 : Top Secret(『w-inds. Live Tour 2007~Journey~』より)
07 : Stay(『w-inds. Live Tour 2008~Seventh Ave.~』より)
08 : YES or NO(『w-inds. Live Tour 2009 “SWEET FANTASY” in Hong Kong』より)
09 : Nothing Is Impossible(『w-inds. Live Tour 2010″Another World”』より)
10 : アメあと(『w-inds. 10th Anniversary 314 [Three Fourteen] 』より)
11 : TOKYO(『w-inds. 10th Anniversary 〜Three Fourteen〜 at 日本武道館』より)
12 : NO DOUBTS(『w-inds. 10th Anniversary BEST LIVE TOUR 2011 FINAL at 日本武道館』より)
13 : T2P(『w-inds. LIVE TOUR 2012 MOVE LIKE THIS』より)
14 : We’ll Be Alright(『w-inds. LIVE TOUR “AWAKE” at 日本武道館』より)
15 : Say so long(『w-inds. LIVE TOUR 2014 “Timeless” 』より)
16 : I’m all yours(『w-inds. LIVE TOUR 2015“Blue Blood” 』より)
17 : In Love With The Music(『w-inds. 15th Anniversary Live』より)
18 : Smile Smile Smile(『w-inds. 15th Anniversary LIVE TOUR 2016 “Forever Memories” 』より)
19 : SAY YES (Reflection Remix by DMD) (『w-inds. LIVE TOUR 2017 “INVISIBLE” 』より)
20 : We Gotta Go(『w-inds. LIVE TOUR 2018 “100”』より)
21 : Drive-Me-Crazy(『w-inds. LIVE TOUR 2019 “Future/Past”』より)

【予約・購入者先着特典】
w-inds. オリジナルブロマイドセット(ソロ2枚+集合1枚/計3枚組)
【Aタイプ】Amazon.co.jp
【Bタイプ】タワーレコードおよびTOWER mini全店/タワーレコードオンライン
【Cタイプ】全国HMV/HMV&BOOKS online
【Dタイプ】楽天ブックス
【Eタイプ】TSUTAYA RECORDS、セブンネット、他全国CDショップ

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■w-inds.ライブ映像作品デジタルリリース情報
w-inds. 1st Live Tour “1st message”
https://Movie.lnk.to/w-inds_1sttour
w-inds. “THE SYSTEM OF ALIVE”Tour 2003
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2003
w-inds. “PRIME OF LIFE”Tour 2004
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2004
w-inds. Live Tour2005“ageha”
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2005
w-inds. Live Tour 2006 〜THANKS〜
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2006
w-inds. Live Tour 2007 〜Journey〜
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2007
w-inds. Live Tour 2008 〜Seventh Ave.〜
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2008
w-inds. Live Tour 2009 “SWEET FANTASY” in Hong Kong
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2009
w-inds. Live Tour 2010 “Another World”
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2010
w-inds. 10th Anniversary 314 [Three Fourteen]
https://Movie.lnk.to/w-inds_10th314
w-inds. 10th Anniversary 〜Three Fourteen〜 at 日本武道館
https://Movie.lnk.to/w-inds_10th314_budokan
w-inds. 10th Anniversary BEST LIVE TOUR 2011 FINAL AT NIPPON BUDOKAN
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2011
w-inds. LIVE TOUR 2012 MOVE LIKE THIS
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2012
w-inds. LIVE TOUR “AWAKE” at 日本武道館
https://Movie.lnk.to/w-inds_awake_budokan
w-inds. LIVE TOUR 2014 “Timeless”
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2014
w-inds. LIVE TOUR 2015 “Blue Blood”
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2015
w-inds.15th Anniversary Live
https://Movie.lnk.to/w-inds_15thlive
w-inds.15th Anniversary LIVE TOUR 2016 “Forever Memories”
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2016
w-inds. LIVE TOUR 2017 “INVISIBLE”
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2017
w-inds. LIVE TOUR 2018 “100”
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2018
w-inds. LIVE TOUR 2019 “Future/Past”
https://Movie.lnk.to/w-inds_tour2019

下記サイトで順次配信スタート
iTunes Store
Amazonプライムビデオ
FOD
GYAOストア
DMM.com
Paravi
ビデオマーケット
ポニーキャニオン公式(ミレール)
music.jp
Rakuten TV
(※五十音順)

w-inds. Beautiful 20th 特設サイト

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※チェキの選定についてはランダムとなります。ご了承くださいませ。
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<締切:3月21日(日)>