石橋静河がバイオリンを演奏、「あのこは貴族」メイキング映像公開

全国で公開中の「あのこは貴族」より、石橋静河を捉えたメイキング映像がYouTubeで公開された。

山内マリコの同名小説を岨手由貴子が映画化した本作は、都会の異なる環境を生きる2人の女性を描く物語。東京の裕福な家庭に生まれた華子を門脇麦、富山の平凡な一家で育った美紀を水原希子が演じ、石橋は世界で活躍するバイオリニストの逸子に扮した。

本作でバイオリン演奏にチャレンジした石橋。映像には、石橋がバイオリンを弾く姿や、カルテットでの演奏シーンが捉えられている。撮影の1カ月前から15回以上のレッスンを組んで猛練習したという石橋は、「まずはプロの演奏家に見えることを大事にして一生懸命やりました」と振り返っている。

また音楽を担当した渡邊琢磨は、劇伴について「石橋さんの演奏やニュアンスを踏まえた上で録音を行いました。人から人に音が手渡され、主題曲が完成していく中で、映画も音楽も現実の変化にともない絶えず生まれ変わっていくのではと思いました」と楽曲制作の裏側を明かした。なお、本作のサウンドトラックは現在販売中だ。

(c)山内マリコ／集英社・『あのこは貴族』製作委員会