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髙橋ひかる、グラビアに残した“10代最後の輝き” 青い空と海の間で見せた表情に注目

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リアルサウンド

 女優の髙橋ひかるが、3月3日発売の『週刊少年マガジン』14号の表紙&巻頭グラビアに登場した。同誌には、二度目の登場となる。

今年20歳を迎える

 2014年に開催された「第14回全日本国民的美少女コンテスト」で応募総数81,031人の中からグランプリを受賞し、芸能界デビューを果たした髙橋ひかる。その後、竹野内豊主演の映画『人生の約束』で女優デビューし、2017年放送のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』や2019年放送の古田新太主演のドラマ『俺のスカート、どこ行った?』などに出演し、注目を集めている。

 昨年は、初の写真集『WATERFALL』の発売や、YouTubeチャンネル『たかしの部屋』を開設など、個性を発揮させて活躍の幅を広げた髙橋ひかる。今年の9月に20歳の誕生日を迎える彼女が、10代最後の輝きをグラビアに残す。

「青に舞う」鮮やかなグラビア

 青々と広がる海を背景に、潮風を受けながらも爽やかな笑顔を見せる髙橋ひかる。落ち着いた印象ながら、強い輝きを放っているようで、とても眩い。

 黒髪すらも透き通って見えるほどの透明感。無邪気に笑う表情には幼さが残っているが、ふとした表情にはしっとりとした大人の色気が混じっているように感じる。花のように儚い横顔。2021年、髙橋ひかるはきっと、もっと大きくなっていく。嵐の前の静けさか。青い空間には、そんな静寂が漂っている。

 「青さ」は、ときに人としての未熟さを指す言葉として使われる。しかし「青に舞う」髙橋ひかるのグラビアを見ていると、海と空の境目にも囚われず、自由に、広々と、大きく自分を見せることのできる彼女自身のパワーを表しているようにも感じられた。実体のない空気を味わったり手に掴んだりして、空間に自分の影をどっしり残していくような。それは未熟さゆえの力なのかもしれないが、グラビアに写る髙橋ひかるからは、大きな輝きを感じてならないのだ。

 「纏うのは希望——。」きっとその通りだ。グラビア全体からは落ち着いた印象を受けるのに、髙橋ひかるからは大きな輝きを感じる。それは、髙橋ひかる自身が放つ本物の輝きだ。彼女のいく先には、どれほど大きな未来が待っているのだろうか。たとえどんな未来でも、明るい笑顔でスッと受け入れていくのだろう。そんな髙橋ひかるの大きさを感じるグラビアだ。

■とり
日々グラビアに勇気と希望をもらって生きており、 グラビアを熱くドラマチックに語るのが趣味。 読んだ後に心が豊かになるような文章を心がけています。 好物はカレーとサーモンです。Twitternote

■書籍情報
『週刊少年マガジン』14号
定価:300円(税込)
出版社:講談社
公式サイト