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藤ヶ谷太輔×三浦大輔が再タッグ 舞台『そして僕は途方に暮れる』が映画化

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CINRA.NET

三浦大輔監督、脚本の映画『そして僕は途方に暮れる』が2022年に公開される。

同作は、2018年にシアターコクーンで上演された三浦大輔作、演出の舞台『そして僕は途方に暮れる』を映画化する作品。自堕落な生活を送るフリーターの菅原裕一は、同棲中の恋人・鈴木里美を裏切ってしまい、家を飛び出して様々な人のもとを渡り歩いてはあらゆる人間関係から逃げ続けていくが、家族から逃げた父・浩二に出会ったことで自身の中の何かが少しずつ変わり始めていくというあらすじだ。

舞台版に引き続き、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が菅原裕一役で主演を務める。詳細は後日発表。

小西啓介プロデューサーは「SNSツールの普及とコロナ禍の影響で、人と人が直接会って対話する機会が極端に少なくなり、コミュニケーションの考え方自体が変わってきた。このままだと人間関係を構築することが、面倒なことになってしまう。だからこそ今この作品を映画化する意義があると監督に改めて提案した」と語っている。

藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)のコメント

僕自身、一度演じた作品をまたやらせていただくという機会が初めての経験なので、オファーを頂いて素直にすごく嬉しかったです。とても信頼している三浦さんと、また作品つくりが出来ることをとても嬉しく思います。楽しみでワクワクしている反面、あのシーンはどうなるんだろう、このセリフの間合いはどうなんだろうという気になる部分も多く、早く準備をして撮影に挑みたいなという気持ちです。舞台とは異なり順撮りではないので、壁にぶち当たるのではないかと感じていますが、監督はじめチームを信じて、「菅原裕一」という人物に集中して挑みたいと思っています。舞台で演じさせていただいた3年前と現在では全く状況が変わってしまいました。だからこそ、人と人との繋がりとは何なのか、改めて考えさせられるのではないでしょうか。何事からも逃げてばかりの裕一のことを、クズだな、よく言い訳をする男だな、と感じると思うのですが、誰にでも時には「逃げたい」という願望はあると思います。なので、自分もこんなこと思ったことあるなと共感したり、応援したい気持ちになったり、その先がどうなるのかと知りたい欲にも駆られたり・・・様々な感情が沸く作品だと思います。是非、公開を楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。

三浦大輔監督のコメント

舞台の公演が終わってからずっと、いつか、この作品を映像化したいという想いは持ち続けていました。こうして念願叶い、とても嬉しく思っています。そして、舞台と同じく、主人公の菅原裕一は、藤ヶ谷太輔くんが演じてくれます。藤ヶ谷くんと一緒に、また新たな「そして僕は途方に暮れる」をつくれることに、喜びしかありません。自分のオリジナルである本作が、舞台を経て、映画化されることによって、さらに多くの人に届けられることに、感謝の気持ちでいっぱいです。皆様、期待してお待ちください。