ウィレム・デフォー×ロバート・パティンソン A24『ライトハウス』7月公開決定&特報映像
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映画製作・配給会社A24が製作を手がけた『The Lighthouse』が、『ライトハウス』の邦題で7月より全国公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルと特報映像が公開された。
『ムーンライト』『ミッドサマー』など数々の話題作を生み出し続けているA24が製作を手がけた本作は、謎めいた孤島にやって来た“2人の灯台守”たちが、外界から遮断され、徐々に狂気と幻想に侵されていく、人間の極限状態を描いたホラー映画。北米ではA24の配給で公開され、わずか8スクリーンでスタートしたミニシアター系の映画としては異例の興行収入1,000万ドル以上の大ヒットを記録。2020年の第92回アカデミー賞では撮影賞(ジェアリン・ブラシュケ)にノミネートされた。
長らく日本での公開も待たれていた本作の監督を務めたのは、長編デビュー作『ウィッチ』がサンダンス映画祭で高評価を受けたロバート・エガース。そして、少しずつ狂気の世界に足を踏み入れていく2人の灯台守を、“新バットマン”にも決定した、『TENET テネット』のロバート・パティンソンと、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』『永遠の門 ゴッホの見た未来』のウィレム・デフォーがW主演で演じた。
1890年代、ニューイングランドの孤島に二人の灯台守がやって来る。彼らにはこれから4週間に渡って、灯台と島の管理を行う仕事が任されていた。だが、年かさのベテラン、トーマス・ウェイク(ウィレム・デフォー)と未経験の若者イーフレイム・ウィンズロー(ロバート・パティンソン)は、そりが合わずに初日から衝突を繰り返す。険悪な雰囲気の中、やってきた嵐のせいで二人は島に閉じ込められてしまう……。
1801年にイギリス・ウェールズで実際に起きた事件がベースになっており、劇中、ほぼ全編に渡ってパティンソンとデフォーの2人しか登場しない。また、モノクロームの映像やスタンダードサイズのスクリーンにこだわり、“シネマティックな映像美”も実現。カンヌ国際映画祭監督週間でのプレミア上映では大喝采で迎え入れられた。
公開されたポスタービジュアルでは、舞台となる絶海の孤島を背景に、パティンソンとデフォーの顔が奇妙な構図で切り取られた。その中心には、彼らが狂気の世界へ足を踏み入れるきっかけとなる重要なキーワードである“灯台”が配置。「謎が、満ちてゆく」というキャチコピーが添えられた。
また同時に公開された特報映像では、暗闇に煌々と灯る灯台と耳障りなサイレンの音、そして、絶海の孤島にやってきた二人の男を順々に映し出しており、これから二人を待ち受けるミステリアスな運命を否応なしに予感させるものとなっている。
■公開情報
『ライトハウス』
7月、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督:ロバート・エガース
脚本:ロバート・エガース、マックス・エガース
撮影:ジュリアン・ブラシュケ
出演:ウィレム・デフォー、ロバート・パティンソン
製作:A24
配給:トランスフォーマー
2019年/アメリカ/英語/スタンダード/モノクロ/109分/5.1ch/日本語字幕:松浦美奈 /原題:The Lighthouse
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