岩井俊⼆、⽩⽯和彌、斎藤⼯らが絶賛 『砕け散るところを見せてあげる』著名人コメント&新場面写真公開
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『砕け散るところを見せてあげる』 (C)2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会
映画『砕け散るところを見せてあげる』の新場面写真が公開された。あわせて、岩井俊二、白石和彌、斎藤工、片岡愛之助ら各界著名人からのコメントが寄せられた。
本作は、竹宮ゆゆこの同名小説を映画化した愛の物語。中川大志演じる平凡な日々を送る濱田清澄と、石井杏奈演じる学年一の嫌われ者と呼ばれ、誰にも言えない秘密を抱える孤独な少女・蔵本玻璃との常識を覆す、衝撃の愛が描かれる。
新場面写真は、物語を彩るシーンカット全9点。傷だらけの玻璃を優しく抱きしめる清澄や、井之脇海演じる清澄を心配している親友・田丸、北村匠海演じる意味深なポーズをしている真っ赤な嵐、そして車中の清澄と矢田亜希子演じる清澄の母、堤真一演じる玻璃の父の横で何かに怯えた様子の玻璃、真っ赤な嵐と原田知世演じるその母が穏やかにこたつで向かい合うカットなどが切り取られている。
コメントを寄せたのは、岩井俊二、白石和彌、斎藤工、片岡愛之助、中江有里、新木優子、宇垣美里、中村佑介、カミナリ。豪華面々による熱量の高い内容となっている。
岩井俊二(映画監督)
命とはつないでゆくもの。つながってゆくもの。
つなぎ、つながるその瞬間、光り輝くものである。
⽩⽯和彌(映画監督)
ずっと口の中に血の味が広がり、押し潰されそうになりながらスクリーンを見つめた。
苦しみの中から生まれる愛の重さに、私はきっと何度もこの映画を見てしまうであろう予感を感じる。
この作品に出会ってしまった中川大志と石井杏奈の二人の役者を途轍もなく羨ましく思う。SABU監督の渾身の力作だ。
斎藤⼯(俳優・フィルムメーカー)
SABU監督の元、中川大志さん石井杏奈さん、主演のお二人から放たれる成分に、気が付くと驚くほど深いところまで誘われていた。
観終わってから今一度このタイトルを想うと、胸が砕け散りそうです
⽚岡愛之助(歌舞伎俳優)
主人公が貫くヒーローとしての姿が羨ましくなるほどに格好良い。その思いが周囲の人々に変化をもたらし、怒涛のクライマックスを迎える。まさに衝撃作だ。
中江有⾥(⼥優・作家)
ヒーローになるのは目的ではない、結果だ。
自分のためにではなく、誰かのために戦った時、本当の勝利を手にするのだろう。
清澄と玻璃は、まぎれもなく互いのヒーローとなった。
新⽊優⼦(⼥優)
清澄の玻璃に対しての真っ直ぐな気持ちや正義感が清々しく、
それを受けて変わっていく玻璃の表情がすごく魅力的で素敵でした。
物語の中を生きている石井杏奈ちゃんと中川大志くんの二人が綺麗に重なって、
気付けば私も一生懸命に二人の恋を応援していました。 真っ直ぐで切ない物語でした。
宇垣美⾥(フリーアナウンサー)
少年少女たちの眼差しは、澄み切ってキレイで痛々しく
チクリとした疼きが胸から離れない
人を好きになる気持ちの根幹にある、誰かを幸せにしてあげたいという思い
その思いの持つ強さのなんと美しいことか
大切な人の幸せのために自分を差し出せる人こそが、ヒーローなのだと思った
中村佑介(イラストレーター)
「40にもなって青春映画なんて…」と気付けば2時間後。
目の前には過去の僕が笑っていて、とても恥ずかしくなった。
青春とは時期ではなく心の一部のことを指していたのですね。
カミナリ(芸⼈)
よくある高校生の青春恋愛映画かと思ったら、とんでもない!
とにかく話が面白い!ストーリーが「進む」「展開する」というよりは、徐々に「濃く」「深く」なっていく作品でした。
そして中川大志さん・石井杏奈さんの演技が素晴らしく、抜け出せなくなるくらいに引き込まれました。
アリ地獄みてーな映画だな!
『砕け散るところを見せてあげる』
4月9日(金)公開
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