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登坂広臣×中条あやみ『雪の華』音楽は葉加瀬太郎&場面写真が初公開

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CINRA.NET

©2019 映画「雪の華」製作委員会

2019年2月1日から公開される映画『雪の華』の音楽を葉加瀬太郎が手掛けていることが発表。あわせて場面写真が公開された。

中島美嘉の同名楽曲をモチーフにした『雪の華』は、東京とフィンランドを舞台に、余命宣告を受けた美雪と、ガラス工芸家を目指す青年・悠輔の姿を描くラブストーリー。両親が出会ったフィンランドでオーロラを見ることと、初めての恋をすることを夢見る美雪が、ひったくりから助けてくれた悠輔に期間限定の恋人になることを持ちかけるというあらすじだ。悠輔役を登坂広臣(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)、美雪役を中条あやみが演じる。監督は橋本光二郎、脚本は岡田惠和。

葉加瀬太郎が映画全編の音楽を手掛けるのは今回が初めて。「同じ曲が調を変えテンポを変えて、何度も出てくることによって、どんどん心に積まれていき、最後にクライマックスを迎えるというのが、僕の好きな映画音楽です。作品全体を通して、徐々に心に沁みていくのが理想ですね。それは、すべての音を手掛けるからこそ初めて出来ることで、とても楽しい作業でした」と制作を振り返っている。

また「『雪の華』のメロディを何とか僕のヴァイオリンで表現したいと考え、オープニングとエンディングにもってくることにしました。大好きな映画『ベニスに死す』で使われている、マーラーの5番のようなイメージで『雪の華』を弾けたらいいなと思っています」と自ら“雪の華”を演奏していることも明かしているほか、映画については「大変美しい話だと思いました。ピュアな物語というものは、人がいくつになっても心に響きますし、美雪の“覚悟がある愛”には、多くの共感が寄せられると思います」とコメント。

さらに日本とフィンランドが物語の舞台になっていることから「フィンランドが大切な舞台になっていますので、国民的な作曲家のジャン・シベリウスの楽曲を意識しました。彼の重厚なトーンの緯度や寒さを感じさせる“北の音”を聴いて、曲を作るきっかけにしていました」と制作秘話を披露。YouTubeでは“雪の華”をバイオリンで演奏する葉加瀬の姿を映したメイキング映像が公開されている。

場面写真では、登坂広臣演じる悠輔、中条あやみ演じる美雪がフィンランドの雪景色の中で見つめ合うシーンや、クリスマスツリーを抱えた悠輔が微笑む姿、美雪が満開の桜並木の中で桜の枝を掴もうとする様子が捉えられている。