中川大志×石井杏奈「砕け散るところを見せてあげる」新カット、斎藤工らのコメントも
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「砕け散るところを見せてあげる」新場面写真
中川大志と石井杏奈がダブル主演を務めた「砕け散るところを見せてあげる」の新たな場面写真が公開された。
竹宮ゆゆこの小説をSABUが実写映画化した本作では、正義感が強い高校3年生・濱田清澄と“学年一の嫌われ者”である1年生・蔵本玻璃の愛が描かれる。中川が清澄、石井が誰にも言えない秘密を抱える玻璃役で出演。井之脇海が清澄の親友・田丸玄悟、北村匠海(DISH//)が清澄の息子である真っ赤な嵐を演じ、矢田亜希子が清澄の母、原田知世が真っ赤な嵐の母、堤真一が玻璃の父親に扮した。
写真には傷だらけの玻璃を抱きしめる清澄や、父の横で何かに怯えた様子の玻璃、真っ赤な嵐と母が向かい合う姿が収められている。
またこのたび本作を鑑賞した著名人のコメントも到着。岩井俊二は「命とはつないでゆくもの。つながってゆくもの」と述べ、白石和彌は「この作品に出会ってしまった中川大志と石井杏奈の二人の役者を途轍もなく羨ましく思う。SABU監督の渾身の力作だ」とつづっている。そして斎藤工は「観終わってから今一度このタイトルを想うと、胸が砕け散りそうです」と語った。
「砕け散るところを見せてあげる」は4月9日に東京・新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国で公開。
岩井俊二(映画監督)コメント
命とはつないでゆくもの。つながってゆくもの。
つなぎ、つながるその瞬間、光り輝くものである。
白石和彌(映画監督)コメント
ずっと口の中に血の味が広がり、押し潰されそうになりながらスクリーンを見つめた。
苦しみの中から生まれる愛の重さに、私はきっと何度もこの映画を見てしまうであろう予感を感じる。
この作品に出会ってしまった中川大志と石井杏奈の二人の役者を途轍もなく羨ましく思う。SABU監督の渾身の力作だ。
斎藤工(俳優 / フィルムメーカー)コメント
SABU監督の元、中川大志さん石井杏奈さん、主演のお二人から放たれる成分に、
気が付くと驚くほど深いところまで誘われていた。
観終わってから今一度このタイトルを想うと、胸が砕け散りそうです。
片岡愛之助(歌舞伎俳優)コメント
主人公が貫くヒーローとしての姿が羨ましくなるほどに格好良い。その思いが周囲の人々に変化をもたらし、怒涛のクライマックスを迎える。まさに衝撃作だ。
中江有里(女優・作家)コメント
ヒーローになるのは目的ではない、結果だ。
自分のためにではなく、誰かのために戦った時、本当の勝利を手にするのだろう。
清澄と玻璃は、まぎれもなく互いのヒーローとなった。
新木優子(女優)コメント
清澄の玻璃に対しての真っ直ぐな気持ちや正義感が清々しく、
それを受けて変わっていく玻璃の表情がすごく魅力的で素敵でした。
物語の中を生きている石井杏奈ちゃんと中川大志くんの二人が綺麗に重なって、
気付けば私も一生懸命に二人の恋を応援していました。真っ直ぐで切ない物語でした。
宇垣美里(フリーアナウンサー)コメント
少年少女たちの眼差しは、澄み切ってキレイで痛々しく
チクリとした疼きが胸から離れない
人を好きになる気持ちの根幹にある、誰かを幸せにしてあげたいという思い
その思いの持つ強さのなんと美しいことか
大切な人の幸せのために自分を差し出せる人こそが、ヒーローなのだと思った。
中村佑介(イラストレーター)コメント
「40にもなって青春映画なんて…」と気付けば2時間後。
目の前には過去の僕が笑っていて、とても恥ずかしくなった。
青春とは時期ではなく心の一部のことを指していたのですね。
カミナリ(芸人)コメント
よくある高校生の青春恋愛映画かと思ったら、とんでもない!
とにかく話が面白い! ストーリーが「進む」「展開する」というよりは、徐々に「濃く」「深く」なっていく作品でした。
そして中川大志さん・石井杏奈さんの演技が素晴らしく、抜け出せなくなるくらいに引き込まれました。
アリ地獄みてーな映画だな!
(c)2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会