バッハ・ファン必見! アーノンクールによるバッハ「マタイ受難曲」のリハーサル風景
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『Bach: St Matthew Passion (2000 Recording) / バッハ:マタイ受難曲(2000年録音)』
“古楽界の巨匠”ニコラウス・アーノンクール(1929-2016)が、2000年に遺した名盤『バッハ:マタイ受難曲』録音は、アーノンクールにとって同曲3回目にして真打ちと呼べる録音だ。
プレガルディエン、ゲルネ、シェーファーなど、今をときめくスター歌手や若手注目歌手を惜しみなく起用し、ソリストの力量を十全に引き出しながら、自然な音楽の流れと、ほのかな微光のような柔らかさを持つ演奏は、まさに聴き応え十分。長年にわたってバッハと対話を続けてきた巨匠ならではの円熟の名盤だ。
そして今回、このアルバムの再発に際し、同曲のリハーサル映像(2001年収録)がアップされたことは僥倖だ。人類最高の音楽遺産にも数えられる「マタイ受難曲」に取り組むアーノンクールの眼差しが心に残る。
https://wmg.jp/nikolaus-harnoncourt/discography/24145/
●アルバム情報
『Bach: St Matthew Passion (2000 Recording) / バッハ:マタイ受難曲(2000年録音)』
2021.04.02 発売
【収録曲】
J.Sバッハ:マタイ受難曲 BWV.244
【演奏】
クリストフ・プレガルディエン(テノール/福音史家)
マティアス・ゲルネ(バス/イエス)
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ1)
ドロテア・レシュマン(ソプラノ2)
ベルナルダ・フィンク(アルト1)
エリーザベト・フォン・マグヌス(アルト2)
ミヒャエル・シャーデ(テノール1)
マルクス・シェーファー(テノール2/証人2)
ディートリヒ・ヘンシェル(バス1/ユダ、ペテロ、他)
オリヴァー・ヴィトマー(バス2)
アーノルト・シェーンベルク合唱団
ウィーン少年合唱団
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
【録音】
2000年5月、ウィーン