円神、ファンとの再会誓った生配信オンラインライブ 宮里ソル「ちゃんと顔を見て、ちゃんとライブがしたい」
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9人組のパフォーマンスユニット・円神が、デビュー両A面シングル『Say Your Name / ENJIN』の発売を記念して、生配信オンラインライブを2021年3月7日に行なった。
まずは、宮里ソルの切なげな歌声が心地よく広がって始まる「Say Your Name」からスタート。続けて、デビューステージ『nonagon ~始まりの音~』で、A.rik演じるビビが歌った「Dressing is a way of life」を披露する。メンバー同士目を合わせながら笑顔でパフォーマンスする様子から、それぞれがライブを楽しんでいることが伝わってくる。
2曲パフォーマンスし終えると「皆さんこんにちは、円神です!」と声を揃えて挨拶し、最年少リーダー、瀧澤翼がMCを進行していく。一人ずつ自己紹介をすると、「Say Your Name」が15万回再生を超えたことを振り返った。中本大賀は「正直言うと無理やなって思っとったんよ。でも15万回いって、頑張ってきて良かったなって思うし、MU3E(円神のサポーターズネーム)の皆さんの力ってすごいなって思いました。ありがとうございます」としみじみ。さらに、今回「Dressing is a way of life」の構成をほぼ100%考えたというA.rikは、「今回は僕たちのライブの良さを出すために、自分のパートで目立てるようにしたいと思って作りました」と見どころを語っていた。
ここで、「次の曲に参りたいと思います」と瀧澤。「次も『nonagon~始まりの音~』で披露させていただいた曲なんですけども、皆さん何の曲が来るか予想してもらってもいいですか。心当たりがある人以外は捌けましょうか」と言われ、残ったのは中本、中谷日向、中林登生のチーム関西。だが、宮里から「違うのよ、3人残るな」と引っ張られてステージを去る。代わりに登場したのは、草地稜之と熊澤歩哉。「僕たちが残ったということは皆さんもうおわかりですか? そうです、『OBENTO ~お弁当の歌~』です。12月の舞台でたくさんのご声援をいただいたので、今回3月7日渋谷タワレコスペシャルバージョンで皆さんにまた届けることが決まりました。この曲は僕たち含め、皆さんも一緒に楽しめる曲になっています」と曲紹介をすると、サビの振りをレクチャーした。
ポップでかわいらしい「OBENTO ~お弁当の歌~」を9人揃って元気に披露すると、熊澤は「舞台では(草地と)2人のみの曲だったので、円神みんなで披露できたのがとっても幸せです」と満足げな表情を浮かべる。メンバーたちも「若返った気分になりました」(中谷)、「舞台の横で見てずっと踊ってたの。やっと見せることができたなって」(山田恭)、「この曲はひたすら楽しむ曲」(宮里)と楽しそうに笑顔を見せた。
そんな中、中本は「この2人(草地と熊澤)がイチャイチャしよるから、ちょっと引きちぎったろかということで(YouTubeで)バレンタイン企画をやらせてもらったんですけど。コンセプトを持ち込んで振り付けをやってみました」と構成のポイントをコメント。「今回熊ちゃんとイチャイチャさせてもらいました」という中本に熊澤が抱きつくと、「こういう感じで稜之くんが嫉妬をするっていうストーリーが……」と茶化す中本。「してないわ!」と必死に否定する草地を見て「かわいい、どうしたの?」とイジり、さらに満足げな表情を浮かべていた。
ワイワイした雰囲気を楽しみつつも、宮里が「もっとやりたいね。ちゃんとお客さん入ってもらって、ちゃんと顔を見て、ちゃんとライブがしたいなって思う」と名残惜しそうに話すと、「We Go」へ。一人ひとり、全力でパフォーマンスを届けていることが伝わってきた。ラストナンバーはグループ名がタイトルになっている「ENJIN」。キラキラした力強いパフォーマンスを見せ、最後に「僕たちはもっともっと大きくなれるように、そして目の前で皆さんの顔を見られるのをすごく楽しみにしています。それまでたくさん頑張りますので、応援よろしくお願いします」と、今後の目標と意気込みを語ってライブに幕を下ろした。